2014/10/23 (Thu) 裏タイトル：コラさんの萌えキャラ化が止まらない

温泉へ出かける直前まで書いてたら、書きかけで公開すると言う、失態と言うにも及ばないアホをやらかしておりました……。読んでしまった方々申し訳ございませんorz
温泉は相変わらず気持ちよかったです（爆）。それと温泉に入った後に行くラーメン屋の中華が、思ってたより美味しかった。

さて、気を取り直して続き行きます。

盃兄弟とは違う意味で、このチビ三人組息が合ってますね。たかられて頬を赤らめるベビー５……何故誰もここを矯正しなかった……。あと１０年もすると、本人どころか若まで苦労する羽目になるのに……。子供の個性に敢えて手を入れないのがこのファミリーの教育方針だとしたら、デリンジャーは天然物だと言う事になりますね。それを思うと良かったのか良くなかったのか微妙な所（おいおい）。
ローさんの初恋はシスターだとしても、ベビー５の初恋はローではなさそう。誰かに「任務に連れて行く」と言われたら（私…必要とされてる）になるだろうから。シュガーとジョーラさん以外の女の脇が甘いファミリー。でも弱点にはならない……。
図らずも弱みを握られてしまったコラさん、緊張しながら船へ戻ります。しかし海軍に見つかったとかで、それどころではない雰囲気。そもそも、ローさん喋ってませんでした。このポーズませた感じで可愛い。「二年前に刺したのを、黙っててもらった“かり”がある…！！」この辺はきっちりしてるのは流石マフィアと言うべきか、性格か。でも１２年後、この少年は奴隷を一人解放しながらも半分だけ感謝の気持ちを受け取り、更にその２年後、戦場に乱入し、海軍大将に狙われつつも命を助けた事をその本人に「気紛れ」と言います（笑）。
しかしその次のページ、コラさんとローが消えました。「ローの病気を治してくる（実際は平仮名…この世界に普通に漢字を書ける奴はいないのか）」と書き置きを残して。砲弾を込めるお手伝いをするデリンジャー、可愛いですが、２才か３才の子供が砲弾持ち運べるって、流石ドンキホーテファミリー、生半可な育て方をしない……（汗）。
その頃ローさん、救命ヨットか何かの上で「誘拐だ～～～！！！」と叫んでいました。まあ間違いはない……家庭内誘拐（何だそれ）だけど。多分、海軍を迎撃するどさくさに紛れつつ、防音壁でも張って足抜け（違）したと思われます。でないとこのドジッ子、絶対にその辺で転ぶから……と言うか、実際にローさん巻き込んで転んでいそう。その割に縛り方はしっかりしてますが。
呼び出しの電伝虫も無視。「出ろよ！！」１４年後の面影が……！　そう言えば、あの時もこの時も拘束中（笑）。ドフラミンゴに助けを求めるという、１４年後の自分が見たら発狂しそうな態度（て言うか今発狂したらやばい）。「おれはドフラミンゴの部下になった」とか、心酔してたかどうかはともかく、ドンキホーテファミリーの一員という自覚が、現在のローさんを知った上だと重く感じられます。
コラさん、本当にローの病気を治すつもりらしいです。その前にどこかへ電話をかけるコラさん。「お・か・き」「あられ」と、どこかの校長先生を彷彿とさせる合い言葉のやりとりの後、（コラさん的に）大変不穏な会話が交わされます。通話の相手は当時大将のセンゴク……って、実はコラさん海兵ですか！？　「海兵じゃねえ」って絶対嘘だ！　ローさんが嫌がるからそう言っただけですよね。しかも、「チビッ子達はどうだ？　いじめてもまだ出ていかんか？」って、コラさんわざとやってたのか！　しかしその結果、ファミリーが精鋭揃いになってしまった訳ですけど。会話全体から察するに……コラさん、ドフィの指図で入隊したのではなさそうです。口の利けない人が軍に入れるとは思えないので。生来のドジッ子が何故入隊試験通ったのか、と言う疑問もありますが（苦笑）。元天竜人の肩書きも通用しないだろうし……しかし現に、コラさん中佐なんて位に就いてますね。ドフィの指図で入った後、海軍側についたかも知れませんけど、それじゃ最初の疑問が解決しない。この当時のドフィが、横紙破り出来たとも思えないし（出来そうな気もする）。
ヴェルゴさん出てきました。かなり髪型に突っ込みたいですが、ここはやはり１４年後にはなかった、話を聞かないスキルに突っ込みたい。これがどっかこじれてああなったんでしょうか……。目玉焼きなんか今更ですよね（笑）。しかしこのタイミング、不吉さしか感じない……。ヴェルゴ経由でコラさんの事がばれたんでしょうか。或いはベビー５が喋ったのか。
コラさんとローさんの病院巡りの旅の始まり。それは同時に、ローさんの心の傷を抉りつつ塩を塗り込む旅の始まりでした……。“珀鉛病”“白い町”と聞いただけで「感染る」「ホワイトモンスター」と忌み嫌われ、診察してもらうどころではなくなる医者と看護婦。医療関係者が知らなくて、ドフィが（何故か）知ってた珀鉛病の実態……政府は本当に徹底して隠し通したんですね。都合の悪い時だけ本気出すよな、政府って。
「もういい…！！　見ろ、おれはもう人間じゃねぇ！！！」と泣いて駆け出すローさん。ファミリーに入ったばかりの頃、同じ事を言ってバイスとジョーラさんを睨み返した時の面影はどこへ……その後皆普通に接していたから（バッファローはアイスで懐柔されたと思われます）、少なくとも気が楽だった面はあるかも知れません。ローさん自身も、ここまで差別に直接晒されるのは初めてだったかも。フレバンスの悲劇とは、また違う悲劇ですから。圧倒的な力ではなく、無知故にか陰湿……寧ろ、悪意になりきれない攻撃性、とでも言いますか。ひたすら怯えているだけに哀れであり、罪深い。アーロン編や魚人島編やシャボンディ編でもでしたが、尾田っち、この手の描写に手抜きがありませんよね。ぼかす事もスルーする事もしない。
泣きながら駆け去る小さな背中を呆然と見送るコラさん、「よくも連れてきたな」と言われてブチ切れました。この人以外と手が早い。チビッ子達相手と違って加減しないよ！
その後も同じ事の繰り返しですが……コラさん、よく指名手配されなかったよな。センゴクがもみ消してたのか、政府が体面を守る為に見て見ぬふりをしたのか。「もういい、行きたくねぇ！！！」と泣いて拒否するローさん……悲しい。エースなら全員血祭りに上げてる所ですが……二年前の「優しいお兄ちゃん」の姿を見るようです。
「コラソン……治るどころか……おれ、つらい」ローさんがとうとう弱音を……。しかも一回は殺そうとした相手に。悟りきっててもやっぱり子供と今気づいた……。まるで自分に言い聞かせるように励ますコラさん。ドラム島で、ドクトリーヌの元へナミ＆サンジを運ぶルフィを思い出しました。
事態は好転しないまま６ヶ月が経過。涎垂らしながら（可愛い）眠るローさんの傍らでのコラさんの独白が泣かせます。ここはもう、多くを語りますまい……！　どうしてこんな弟に、あんな兄がいるのか。ローさんがコラさんに「救われた」と言うなら、正しくこの時だったんでしょう。
そして翌朝。「おい、コラさん！！　コラさん、起きろ！！」「お前、今、『コラさん』て…」「いいからとれっ電伝虫！！」
ローは　ツンデレを　覚えた！（爆）
私はコラさんにどうお礼申し上げれば良いんだ……！！　コラさん涙目です。分かる分かる。と言うか、貴方この一話だけでどこまで萌えを提供して下さるんですか……。何週分も滾った気がするよ！　その感動も束の間、暗転を告げる声が。

では今週は以上です。こんなに胃に悪い展開はいつ以来でしょう。