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常識日記

日々の雑事や感想など。看板に偽りありです! ※スパム対策でコメントは非表示にしてあります。

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資源ゴミに出す本誌とその他カタログ等々をまとめてたら、古い本誌が出てきました。取っておこうと思って保管していたのは明白ですが、……ぶっちゃけますと、その存在を忘れてた……意味ねえぇぇぇぇ。
どの位古いかと言いますと、

・復活でスクとツナが最初で最後の会話を交わしてたり
・漂白で藍染が生き生きとボスキャラやってたり
・黒バスで赤司君が鋏ではなく将棋の駒を持ってたり
・メタリカメタルカや少年疾駆があったり
・堀越先生と古舘先生がデビューしてたり
・発行人がイバちゃんだったり

そうです、7年前の夏頃の本誌です。ワンピはルフィの回想が終わった所でした。もう7年と言うべきか、まだ7年と言うべきか。バクマン。なんか10年前だと思ってましたよ。いや連載開始から数えればその位になるかな?
つうかこの当時から連載続いてるの、ワンピを除けば銀魂だけだったよ……。気づいて絶句しました。

因みに、発行人に反応したのは、茨木氏と言えば私の世代には名担当だからです。この方がにわの先生を見出したからこそ、尾田っちもいるのです(尾田っちの師匠の和月先生は小畑先生の元アシ。その小畑先生はにわの先生のアシをしてた)。

では本題です。
メタリカメタルカはどうして打ち切られたんでしょう。断片だけでも面白かった。もう、爽快なだけじゃダメなのか。

ブラクロ。と思ったらこっちはガチ王道だし。
斉木。お前ならどっちでも大丈夫だって(お気楽)。私は命ちゃん派!
左門。寧ろ今までなかった方が凄い。
鬼刃。表紙&巻頭カラーおめでとうございます! そしてこれだけ一遍に新キャラ出して、それぞれ個性が殴り合ってるって、今のラノベなんか目じゃないわ。

ワンピ。ポスター。なんて物作るんですか……ッ!!(グスッ)
表紙。美術館とか芸術関係の場は飲食厳禁ぞ!
本編。医療室からスタートです。流石と言うか、やはりと言うべきか。回復力も並ではないらしいレイジュさん。かなりの出血量だったはずですが、一晩寝れば大丈夫だそうです。ゾロか。常人なら、太腿を撃たれれば致命傷なんですけど。
目を覚ますと、そこにはサンジの姿。看護役の兵士を縛り上げています。まるで、今までの二人の関係が入れ替わったかの様なシーン。怪我をした経緯を思い出そうとするレイジュさん。ですが、侵入者騒ぎに「巻き込まれたっけ……?」と、どこか腑に落ちない模様。まあ冷静になれば、いくら油断してても騒ぎに巻き込まれた程度で怪我をするとは思えません。そんな姉にサンジ君「記憶をすり替えられてる」と種明かし。しかし、この世界には分煙とか完全禁煙とか言う概念はないのか。私、非喫煙者ですが喫煙の自由は認めます。煙草の煙も臭いも嫌いですが、「百害あって一利もない煙草なんかやめろ」とごり押しする輩には虫酸が走ります。「体に悪いと分かってて吸う奴は馬鹿」みたいな言説もありますが、長生きした愛煙家や、煙草がトレードマークの偉人は山程いるぜ!
さて、場面は緊張の医務室から騒々しい図書室へ。正にお騒々しく、ルフィとナミの投獄されていた本が火事に! 火だるまになって出て来る囚人達と、その傍らで冷静に消火バケツを構える親分。ナミを抱えて飛び出してきたルフィに一発。燃やすしかないと言う本の牢屋から脱出成功です。ルフィ、二部始まって以来の露出度ですよ旦那!(笑) すいません、ナミちゃんのサービスショットよりルフィの方が眩しかったです。正直、ナミちゃんは痛々しくて……。
「わしらが初めて会うたのも、どこぞの牢獄じゃったのう……」と、旦那ですらした事ない出会いの思い出を語る親分。ローさん、たまには自分からも二人の思い出を語らないと! 自分の事を知ってもらいたい気持ちは分かるが、二人の絆を固めるのもアピールの一つだよ!
そのバックでナミちゃん、囚人の服を剥ぎ取って着用。シータinタイガーモス号みたいなスタイルに。自分もビッグ・マム傘下だと明かすジンベエ。なのにオペラを殴ってしまった事にナミちゃん驚愕。ジンベエ、軽く「謀反じゃな。もう引き返せん!!」と笑い飛ばします。最初から抜けるつもりだったとは言え、落とし前つけさせられそうになってから、一体何が。ルーレットをクリアしたとしても、このままだと、タイヨウの海賊団が丸ごと麦わら一味に入る事に……ローさんピーンチ(笑)。今後的には歓迎だけどね!
事態を整理する間もなく、兵士達が大集合。ひとまず隠れようとするジンベエですが、ルフィが空腹でダウン。「こんな事態でも腹が!?」「ルフィは生きてるだけで人の3倍のエネルギーを消費するから」ワオ……初めてルフィの食欲に頷ける理屈が登場した。それでも、真相をサンジに知らせるべく、ルフィ、「ナミを頼んだぞ、ジンベエ!!」と再度敵の群れに突っ込みます。止める仲間の声も聞こえません。一度弾き返されたぐらいで懲りないのが我らが船長ですが、さすがに今ばかりは冷静に……! と思いましたが、エースの時もこうだった。
迎え撃つビッグ・マムサイドよりスムージー。「気分屋のママの耳にこれ以上の不祥事を報告すれば、明日の“計画”への影響が出る…!!」と、宝物の間のあるフロアへの通路を封鎖し、3階以下へ戦力を集中させて仕留める作戦です。数に物を言わせる作戦です。いつもなら物ともしませんが、怒りだけで動いている今のルフィには十分でしょう。雑魚相手にもう息が上がっています。サンジ君のお弁当フラグ!
レイジュに事のあらましを話し終えたサンジ君。「信じるのか……?」「勿論……。あなたは私を騙さない……」レイジュさんの顔に衝撃は薄い、どころか納得したような顔色です。実はレイジュさん、プリンの良い子ぶりを逆に怪しみ、嗅ぎ回っていたのでした。それでプリンの部屋に来ていたのか……。しかし、レイジュは気づいたのに父親と弟達は欠片ほども疑っていない様子。「男ってバカv」Exactly。己の甘さと手玉に取られた無念に苦悶するサンジ。レストラン時代、不幸な娘を増やしていた報い(偏見)にしてもちょっとひどい。「おれ一人が犠牲になれば、丸く治まると思ってた…!!」この人の口から、こんなヒロインの決まり文句を聞く日が来ようとは。
取り乱す弟に対し、「さすがの父も……少々、驕ったわね」と姉は冷静です。「──だけど、こっちにはいい機会だわ……」起死回生の策でもあるのかと思いきや、何と「『ジェルマ』はこのまま滅ぶべきだと思う」と超意外な一言。サンジ君も「何言ってんだ!! お前も死ぬんだぞ!?」と焦ります。レイジュさんは皮肉っぽく「私の心配してくれるの?」と言った後、溜息混じりに、「最後の思い出って厄介ね……。昔の手助けくらいで、恩なんか感じないで」と、サンジを脱出させた事をしがらみのように言います。確かに、恩を忘れない態度は立派ですが、今のサンジ君にはそれが手枷足枷になっています。かと言って、捨てるのもそれはそれで問題だし。
弟にルフィ達と逃げる事を勧めるレイジュ。バラティエを心配するサンジですが、そもそも結婚式そのものがフェイクだったのだから、サンジへの脅しも無効と言う事に。科学力さえ手に入れば、と言う条件付きですが。
レイジュが、サンジの生まれる前の話を始めます。「父と母の大ゲンカ。母さんは生まれて来るあなた達4人を、無感情のマシーンにする事に猛反対してたの…!!」やっぱりなあ。あのお母様ならそうだと思ってた。ジャッジは明らかに、子供=ヒトを戦力と考えています。軍事国家の主らしい発想です。王の血を継ぐ子供達こそ最強に、とはジャッジなりの親心であったかも知れません。ただし、サンジ君への態度で分かる通り、あくまで自分の意図通りであればの話。子供の中でもレイジュさんだけに心があるのは、娘に対する父心からなのか、単に血統因子の操作の実験台だったからなのか。
「結局手術は強行に施され…!! ──でも、母さんは父の野心を阻止する為に“薬”を飲んだ……!! 操作された血統因子に影響を及ぼす程の『劇薬』を……!!」手術と言う事は、レイジュさん達は体外受精で生まれてきたのかな。ホムンクルスを作れるくらいだから出来そうな。男ばかり4人いっぺんに生まれてきたのも、それなら納得いきます。ここでお母様の名前が判明。「ソラ」と言えば、悪の組織「ジェルマ」と戦う絵物語の主人公の名前です。皮肉と言えばこれ以上ないですけど……この符合、偶然なんかではないですよね。尾田っちの都合でなければ(をい)。
「だけど、その甲斐もなく、弟達の体には次々と人間を超える異常が見つかった」たった一人を除いて。「一方、母は薬の後遺症でみるみる衰弱していき……あなたはどんどん人間として成長していった」母の行為とその結果に息を呑むサンジ君。「じゃあ、おれのせいで、あの人は命を……」「そんな風に考えないで!!」そう、それは違うよ、サンジ君。もしもサンジ君まで同じようになっていた場合の方が、お母様にとって一番の苦しみです。「母さんは心から嬉しそうだった。何一つ後悔なんてない!!」と断言する姉の脳裏には、三男がお弁当を作って持ってきてくれた事を喜ぶ母の姿。あ、レイジュさんは会いに行けたのか……それともやっぱり口止めしていたんですかね。そして、サンジの労りの言葉に感動して号泣する母の姿。麦わら一味のママ会やったら楽しそうです。「うちの息子は世界一良い子で」「うちの娘は独学で考古学者に」「うちの娘は目を離すと万引きして」「うちの子と来たら嘘ばっかりついて」「うちのガキどもなんかどこでどんな悪さしてるか」「うちの子は弱虫の泣き虫で」うわあ立ち聞きしたい。
「だけど父はそれを許さなかった…!! 起きた事の全てをあなたのせいにして、辛く当たる様になった」サンジへの仕打ちは、妻を死に追いやった罪悪感や悲しみからの逃避行動でもありました。科学者でもあるジャッジが、サンジの出来と母の死に因果関係が薄い事を見抜けなかったのは、慢心と絶望で目が曇っていたのでしょう。ジャッジもジャッジなりに妻を愛していたのが見えます。波間を漂うレンタル軍事国家より、ちゃんとした国土を持つ国の王妃にしたかったのかも知れません。しかし野心が全てを歪ませてしまった。そう思うと、彼も哀れな男です……。妻ほど強くなく、サンジと言う逃げ道があった為に、それに縋る道を選んでしまった。
「あなたが失敗作な筈がない。母さんの命懸けの抵抗で守られた、“感情”を持って生まれてきた子。それがあなた…」母の心を受け継いだ唯一の子。それがサンジ。
「ジェルマを捨てて逃げなさい、サンジ!! ジェルマは過去の栄光にすがりつく、ただの破壊者!! この世に不必要な存在よ!!」ラピュタのあの台詞を思い出しました。「国が滅びたのに、王だけ生きてるなんて、滑稽だわ」明日の滅びを「当然の報い」と受け止め、自分もまた「共犯者」であるからと、運命を共にするべきとも言いました。サンジ君はやはり、何のかんの言いながらもいたぶられる度に手当をしてくれた姉を見捨てられないようです。しかし、レイジュさんは飛行石……じゃない、サンジ君を最初から逃がすつもりだったようです。「そのブレスレット、爆発なんてしないわ。私がすり替えておいたから」きっと、ルフィと出会ったからですよね。仲間一人の為に、四皇も戦闘集団も敵に回そうとする。「あんな素敵な奴ら、もう一生出会えないわよ!!!」ああ……やっぱり”出会い”って大事ですね。
私、べき論は嫌いなんですが……往々にして独善的になりますから。でも、優しい人は自分以外を大事にして、自分の意思を潰してしまうんです。それが相手の望みと重なった時に初めて「優しさ」として通用します。ずれた時は自己満足、もしくは侮辱となってしまいます。だから、もしレイジュにどうしても恩を返したいなら、しがらみの一切を振り切って、ルフィの元へ行くべきです。ないはずの「二度目」をくれた姉に通せる義理は、それだけしかありません。「しっかりしなさい!! サンジ!!」

では今週は以上です。

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