2010/05/23 (Sun) はあー…

と、溜息すら出にくいのが口蹄疫問題。最近、寄ると触るとこれです。
まさか種牛まで感染とは……。確かに、真っ先に避難させなかったのはマズイですが、従来の口蹄疫とは初期症状が違うという情報もあるので、一概にＪＡ、行政の対応が甘かったとも言い切れません。おそらく残り５頭も絶望的でしょう。涙も出ません。

経済損失もですが、畜産農家の生活も非常に心配です。何年もかけて育て、殖やしてきた牛が一瞬で失われてしまうんです……牛もただではないですし、農家自体の高齢化も進んでいます。後継者のない家も多いと思われます。何とか終息を迎えても、子牛を出荷できるようになるのにざっと３年、種牛は６，７年かかります。今４０代としても、生活が安定するまでには５０の坂が見えるでしょう。それまでの生活支援をどうするのかが、一番気になります。そこを教えてもらわない限り、誰も本当に納得できないでしょう。

せめて、他県にまで広がらないでくれたら、と思います。