2016/11/06 (Sun) WJ感想

ようやく風邪が治りました。そしてまた服のチョイスを間違えた……。暑い。１１月ですが、南国はまだ日差しが強いです。

そろそろサイト更新したいんですが、いざファイルを開くと全く指が動かない……。どうしたいかってのは頭の中にあると言うのに！　考えたらその通りに出力されるひみつ道具はないのか！　と言い続けて何年目だろう。「アニメーター」って、そのものずばりな道具はありましたね。

では本題です。

ブラクロ。そんな姐さんが好きです。
ソーマ。おはだけって呪文の一種だったのか（ネーミングが）。
ワートリ。修君にもこんな一コマがあって良いと思うんですけど……。
左門。そういやあんたも恋する悪魔だったな。ネビさん応援したくなるのは不憫萌え故と最近気づきました。しかし普日にはときめかない。報われたら萌えないもん。

ワンピ。表紙。どっかのアトリエにしか見えん。
本編。正直、感想書きたくなかったです。だって辛い一方ですから。実を言うと、斜め読みしてたんですよ……。改めて読み返すと言うことで頑張ります（胃痛）。
「本当におれを想うなら、行動が逆じゃねえか？」”想う”の表記についつい覚醒した私の業の深さよ。それはさておき、サンジ、ルフィが海賊王になれるかさえ怪しいとまで言い放ちます。挙げ句「冗談やめてよサンジ君！！！」と叫ぶナミちゃんまで睨みつける始末。ナミちゃんをもゾッとさせるほどです。ああ……W7編を思い出す。
「じゃあ……ずっとおれを、ダマしてた事になる……！！」「──ああ、そうだ！！　腹の中で見下してた」とサンジ君、いきなりトップギアでルフィに仕掛けます。ノーガードのルフィの顔に、手加減無しのサンジ自慢のキックがめり込み、鼻が砕ける音がしました。打撃が効かないルフィの骨を……！　ここに医者組がいなくて良かった。
ルフィは雑魚ではありません。一撃だけでは倒れません。仁王立ちするルフィ。構えろよと言われたら「お前とは戦わねぇ」、消えろと言われたら「断る」と返します。「お前はいつも、わがままばっかりだ！！！」
何度蹴られても、ルフィは一切、防御も反撃もしません。止めようとするナミに「決闘だ」と言いますが、サンジにはそのつもりはなさそうです。まあ、宣言も何もないんですが……ルフィにとっては、それぞれの意地のぶつかり合いが「決闘」なんでしょう。見守るナミちゃんにも泣きが入りますが、両雄、引く気配はありません。アニメではこの辺、DB（アニメでは、連載に追いつきそうになるとよく戦闘シーンを引き延ばしてました）と言われても良いから、回想のカットインをバシバシ入れて欲しい。
そして、超高度からの”粗挽”に、遂にルフィが倒れます。冷淡に背を向けるサンジに、ナミちゃんがビンタ一発。サンジを乗せ、再び猫車（もう平仮名で書きたい）が動き出します。一行に向かって、ルフィは叫びます。「おれの事蹴るだけ蹴っても！！　痛ぇのはお前だろ！！！」そう、ルフィには全部お見通しでした。プリンが話した振る舞いとの辻褄の合わなさ、見下していながら全力で攻撃した事、その他諸々。総合的に考えて判断したわけではなくて、ルフィの動物的な嗅覚とか、勘働きとかですが、だからこそ間違いはない。「おれはここで待ってるからな！！！　お前が戻って来ねぇなら、おれはここで”餓死”してやる！！！」と、ハンスト宣言までします。途中、W7編のウソップとの決闘を読み返したんですが……あの時は決断しながらも迷い、苦しんでいたルフィが、ここまでしっかりと踏ん張れる船長になったと思うと、感動も感慨も一入すぎます。尾田っちが２年間を断片的にしか出さないのは、読者に成長を生で感じて欲しいためなのかと思ったりもします。ルフィは麦わら一味の船長だけど、同時に一味の一人でもあると初めて感じた気がします。そしてあの時はルフィを諫めたり見届けたりしていたサンジ君も、まさか自分がこうなると思わなかったでしょう。私も想像だにしなかった……。
トドメに「お前はおれの船のコックだから！！　おれはお前の作ったメシしか食わねぇ！！！」サンジ君にとっては究極の殺し文句。ひたすらにぶれないルフィに、ナミ、違う涙が出てきます。声を殺して泣くサンジ。追い討ちをかけるようにルフィ「お前がいねぇと…！！　おれは海賊王になれねぇ！！！！」と言い放ちました。ただ、男泣きするサンジ君。

では今週は以上です。