2012/11/30 (Fri) デートのあらましと更新報告

いつぶりかも分からない白衣祭り更新しました……これいつになったら本番入るの。触手難しい……。

えー、月曜にSトナカ様と行った、九博のベルリン国立美術館展ですが。
初っ端から躓きました。おなじみの高いのじゃなく、新規参入の低価格バスだったんですが、あれって高速の停留所使えないんですね……。知らずに高速上にある停留所で待ってたらパニックに。幸い停留所からバスの屋根が見えたので、走って合流。運転手さんと他の乗客の方々にも全力でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません……。
そしてもう一つの誤算。バスセンターも使えなかった。西鉄で二日市駅→タクシーで九博の予定だったんですが、天神で降ろされたのは普通の路上（しかも足元は水たまり）。バスの路線図にも「バスセンター（天神バスセンターの一階下が西鉄天神駅）」なんて書かれておらず（路線バスは入らないと知ったのは、帰ってからでした）、幸い地下街の出入り口が近くにあったので、地下街を歩いて行きました。微妙に暗くて怖い地下街ですが、この時期歩くとキレイですね～。イルミネーションが映えて。
二日市駅ではタクシーと行き違いになってしまいましたが、帰ってきた車を捕まえて行きました。この運転手さんが面白い人でした。多いらしいです、会期終了間近なので、滑り込みで来る人が（苦笑）。
裏道通って着いた九博は、想像以上にモダンな感じでした。ここ、丘の中にあるんですが、良かった太宰府駅から歩かなくて……雨だったから足元悪いし、駅から歩いて１０分なんて、確実にタクシーに拒否されるし。
滑り込みの人が多いんで、立ち止まってじっくり観賞とはいきませんでしたが、溜息は出ました。教科書に載ってるルターの肖像画とか。馬上の聖ゲオルギウスが、確か３体あったんですが、この変遷が興味深かったです。１４００年代の１００年戦争真っ最中のは、RPGで言えば鋼の鎧っぽいデザインの、戦闘向きなタイプですが、１００年後の平和な世の中になると、古代ローマ風の装飾の多い鎧になりました。黎明館の徳川の至宝展でも、太平の世になると大鎧が復活したのを思い出して、人間はどこでも同じなんだなあとしみじみ思いました。
これ、目玉はフェルメールの「真珠の首飾りの少女」ですが……ごめんなさい、私は門外不出の宝で日本が初めて世界に公開された国だと言う、ボッティチェリの「神曲　煉獄編素描」の方が見たかったです。それ、即ちドイツさんのデレ……（萌）。蘭兄さんもフェルメールをばんばん貸し出してくれるし、親分も「無現在の御宿り」を初めて海外公開させてくれたし、何これどんなアプローチ。目移りするだろ！　あと全部遠いから行けないけど！
二人で出した総括は、「蘭兄さん乙女説」と、「イタちゃんの文化面での存在感マジすげえ」でした。ルネサンスに始まりルネサンスで終わった感じが……。それと来年あるボストン美術館展が気になります。「ボストンって確か、春画コレクションが凄いんですよねえ」と呟いたせいで、話がオランダもドイツもイタリアも関係ない方向へ行きましたが……。メリから超熱心に春画について質問されて、羞恥プレイされてる気持ちになるにっ様。
あとは博多で夕飯食べて帰りましたが……JR荒尾駅で乗り合わせた二人のマダムが凄かった。二人ともお揃いのマニキュアして、ごつい指輪して、片方は白髪交じりの茶髪にアイラインばっちりのメイク、ブラックのコサージュ付きウール（多分）コートとイエローの膝丈スカートにカラータイツとエメラルドのイヤリング。もう片方はルージュにデザイン性の高いメガネ、膝丈スカートにロングブーツ…。Sトナカ様と下車後「負けた」と言い合いました。今でも思う……女子力的な何かで負けた、と……。
そうそう、博多駅ビルのエレベーターでお相撲さん二人と一緒になりました！　全員が「うおお」ってなりました（笑）。隣に立っただけで、瓶付け油の香りがしました。そして圧倒的な質量感……！　あれはぶつかってみたくなる（笑）。
博多阪急にも行きました。デンさんとこのアクセサリーショップを冷やかしてネタを仕入れつつ、ロイヤルコペンハーゲンの紅茶を買いました。ショコラベリー美味しい！　袋開けただけで、イチゴとチョコの香りがします。飲んだ感じはまず、イチゴ風味のココアドリンク。紅茶の味は後から来ます。
夕飯（パニータ）食べながら、北欧日と学パロについて話し合いました。福岡のイベント行きたいっすねえ……。

色々ありましたが楽しかったです。勢い余って更新しちゃったし！