2011/02/13 (Sun) 山のことばっかりなので

今日も白い噴煙（水蒸気）上がってますが、何事もありません。ただちょっと硫化ガスの臭いがするな……。

新聞で「日本の漫画シェアがピンチ」という記事を読みました。ジャパンエキスポで有名な、フランスですら前年割れを記録してしまったとか……！
どうもメジャーどころばっかり読まれてる（売られている）せいで、新規開拓できなくなってしまったらしいんですね。ワンピだけ、ナルトだけしか読まない人たちばっかりになって、青年漫画は人気がないんだそうです。後フランスでは、絵が良くないと読まれないんだそうです。ここは国民性だから仕方ないですが。
それとやっぱり、流行り物の宿命というか、ピークが過ぎ去ってしまった節もあるらしく……。
最大の原因は、翻訳物の少なさのようです。翻訳物は発行に時間がかかるけど、ネットには海賊版がすぐに出るので、皆、そっちへ流れるらしいです。それなら日本へ来て、日本語版を買ってって！　とも言えませんし。
フランスと日本の漫画の売れ筋はよく似てるんですが、五本の指に入らなくても人気のある漫画は多いですよね。「最上の命医」とかいけると思うんですけど。幅の広さと底の深さを知ってもらうためには、ガンガン発信しないと知ってもらえませんから、日本の出版社に翻訳専門の部署でも置いたらいいと思うんです。
３月にフランスで出版される「聖☆お兄さん」がどう読まれるかはすっごく心配ですが。

バクマンの七峰の手法が、作中で問題になってますが、韓国ではまずネットで発表して、それから書籍化という流れがあるんだそうです。日本の出版社側も持ち込みを待つのではなく、積極的に動かないといけない時代になったのではないでしょうか。

あと、フランスで手堅い人気なのがBL専門雑誌だとか………腐女子は国境を越えても強い………！