2012/01/12 (Thu) 昨日の補足的な

二日も前の話をネタにするって神経はあえて流して下さい。後で粛々と隊長にスリーパーホールドかけられますから。ジャーマン怖いもん。
隊長にハグされてると思えば、落ちるのぐらい怖くない！

……えーとですね、ロシア皇帝の「通商しましょう」って親書を持って来たレザノフが、半年待たされた揚げ句振られた事から始まる「露寇事件」の話だったんですが。
この時の断り文句に、初めて「鎖国」って言葉が出たのです。何故なら、中国とオランダとは、民間レベルだけど貿易をしているから、完全に国を鎖している訳ではない（その意識もなかったようです）。当時は、蘭学者は「貿易して国力を上げるべき」と言い、国学者は「我々は鎖国している。古来よりの法を曲げるべからず」と主張。国学者側が幕府の支持を得、ロシアからの申し出を断りました。キレたロシアとレザノフは北海道に進軍、樺太の領有も宣言。戦国時代の装備で立ち向かった幕府側は防衛もままならない有様で、ロシア側が国情の変化で引き上げてくれて、何とか首の皮一枚で助かったのでした。

前振りまた長くなりましたが、早い話が祖国様が「私、オランダさんとおつきあいしてますから」と言ってろっ様を振った、と変換できますよね？　しかも体だけのドライな付き合いだったのに……いや、蘭兄さんは体だけのつもりだったけど、にっ様はそうではなかったのか！？　追い詰められてうっかり本音というか妄想に近い願望が出ちゃったとか！？（祖国様片想い）
あ、いや待て、しれっと心にもないことを言ってろっ様を追い返したにっ様に蘭兄さんが「よう言うわ。まあ、間違うてはおらんな（体だけでも）」と切なげに紫煙を吐き出すのも萌える！（蘭兄さん片想い）　その夜蘭兄さんと同衾しながら、唇を噛みしめるにっ様もイイ！（両片想い）
どうしようどっちにしよう……！？　どっちがより美味しそうですか！？

あ、そう言えば蘭日両片想い話があったの忘れてた……。まだ書いてもいませんが。