2019/08/21 (Wed) WJ感想

年休消化を命じられたので休んでいます。でも本当に休ませたいなら、安心して休めるような体制を作るのが良いと思います。休み明けに二日分働かねばならないと分かってて、誰が休む気になろうか。
でも休んだ方が良いです。３ヶ月年休取らなかったら（忙しくて）、ミス連発しました。こうならない為にも、やっぱり安心して休める体制作りを（以下略）。

では本題です。

読切。普通に好きです。
石博士。ど根性にも程があるだろ、科学王国……。
ブラクロ。アスタを亡命させて新展開……ってのは無理か、全部敵国だし。
呪術。口の悪い五条先生良いなあ。二次でも見るけど似合うんだな。
約ネバ。今はもう、一人でも多く報われて欲しいとしか言えない。
ぼく勉。そう言えば、たった一年間の話なんだっけ、これ。
アクタージュ。夜凪ちゃんはいつも自分と戦っていたな。ある意味幸せな事だけど、それは他人を歯牙にもかけてないって事かもな。
鬼滅。善逸息があった！　良かった！　下弦に囲まれた上、負傷者担いでも生きてる村田さん地味に凄い。実弥さん、あなた先週までの敬語は？（笑）

ワンピ。表紙。これだけはパペットアニメーションでやってくれないかな。
本編。今回はゾロサイドから。おいはぎ橋にて、牛鬼丸にリベンジ果たしたゾロ。秋水を返せと要求しますが、牛鬼丸は折れません。「アレを持ち出された事こそ、不幸の始まりなのだ！！　そのせいで”刀神様”の怒りを買い！！　各郷は敗北を重ね！！　ついに国は支配されてしまった！！」カイドウが攻め込んできたのが約２０年前。キンは事件当時の空気を知ってるっぽいから、オロチの反乱以前らしい。となると、ワノ国全体が混乱している内にオロチがカイドウを引き入れ、おでん様を嵌めたんですかね。しかし、リューマの墓はどうやら鈴後にあるようだし、おでん様の本拠はその反対側の九里。どうやって結びつけたのか。その言い草に、嘗て空島で”神”に刃を向けたゾロ「何が神だ！！」と吐き捨てます。全くその通り。敗北の責任を押しつけられちゃあ、神様も愛想を尽かす事でしょう。怒りを買うなら、神様に見放されたと思ったその時なのに。
第３R？　が始まった時、一つの影が割り込んできました。背後から投げつけられた刀を、その刀身で受けるゾロ。「カッパッパッパ！！　こんな片田舎で、侍と坊主が何を争うておるのだ！！　両者共に殺意なしとはコッケイな」兎丼で別れた川松でした。え、行きたい場所ってここだったの？　編笠村で飛徹氏が待ってるのってこの人かと思ってたのに。その姿に真っ先に反応したのが、１３年前にはぐれたっきりの日和。遊郭にいたって話したら切腹しそうだから言うんじゃないよ。まあ、身形でバレると思うけど……。
さて、先週から引き続き、海も空も島も荒れ模様の鬼ヶ島。四皇が一晩中喧嘩し続けているそうです。いやー、大変ですねー（他人事）。皆、どこかへ避難しているようですが、本土へ避難する案も出ています。三原山が噴火した時もこんなだったんだよなー。あれは町長の決断が早かったから、皆助かった良い例。それを潰すのがクイーン。「それより、兎丼から連絡は！？」と聞きますが、スマシは相変わらず不通。「よし。おれが確認に行って来る」「逃げる気でしょう、クイーン様ずるい！！」「何をいう、確認だ！！」……やっぱクイーンっていい上司だな。面と向かって「ずるい」と言われる上司ってそうそういない。その時、とうとうスマシが呼び出し音を鳴らします。電話に出ただけで騒がれる上司。電話先の相手はババヌキでした。「ずいぶん部下を連れて来ちまった。人手が必要ならすぐにそっちへ向かうぜ」「かっこよく鬼ヶ島を出たがってる！！」魂胆見透かされまくりの上司。「当面必要ありません」「フラレた！！」ルフィもキッドも檻の中へぶち込んだと。「では、『異常なし』のご報告まで……」「異常あれ」新しい言葉が……（笑）。百獣海賊団って結構あれなのか？　シャンクスのところもアットホームだけど。ビッグ・マムのところは根底にママへの恐怖があるからなあ。しかしこのノリ、久し振りで嬉しい。
その、異常あれと祈られた兎丼。大方の予想通り、お玉の能力でババヌキを寝返らせてました。ハイタッチするババヌキとお玉。てかババヌキ、治して貰ったのか。これで囚人に加えて、ギフターズも仲間入り。どれだけ戦力になるかは未知数ですが、とりあえずババヌキは大砲として役立つ。今はとにかく頭数が欲しいし。これで九里へ帰って、同じように親分タニシの居場所を雷ぞうに探って貰って……あれ、カリブーの能力と雷ぞうって相性良いな。
見えない所で活躍したチョッパー、侍達から命の恩人と崇め奉られました。「このご恩、命にかえても必ずお返しする所存！！」「いいよ、割と簡単なウイルスだったし。侍の”ご恩”は重いからいいよ」言っちゃったよ、「重い」って。まあ確かに否定できない。礼も恨みも、一生かけてのしつけて倍返しする人種だからな。最重症者だったルフィも回復、ついでに、モモの説明のお陰で人望を取り戻しました。主君の同盟相手じゃ、下にも置けない扱いですよね。そこへ、ヒョウ五郎親分が口利いてくれる事になってた各郷の親分達がやってきました。あ、おリンさんが暴れてた時に見たシルエットらしき人がいる。おお、粋な姐御もいる！　一人、物凄く明確にモデルが分かる人がいますが、あの人は富山出身だったはず。そしてこの人達も、全国に散らばる反逆者に心当たりがある模様。モモ、頑張れよ。再会を喜ぶのもそこそこに、本拠へ戻ろうとする親分達。嘗て、ヒョウ五郎親分が仁王みたいだった頃なら、さぞ壮観だったんだろうな。それを見たルフィ「ジジ－も偉そうだな！！」といつもの調子で言ったら、親分達が反応。ケジメをつけて頂こうとルフィを羽交い締めに。おい、いつの間に匕首を……。ヒョウ五郎の一喝でその場は収まりますが、「夜道には気をつけろ（意訳）」と言い残すのも忘れません。まあ確かに、初登場時のヒョウじいは卑屈なくらいだったもんな。元が頑健だったから、２０年近くも生きてられた訳ですね……。
九里では、もう一つ大発見が。行方不明になっていたカイドウの屋敷図がありました。こちらも大方の予想通り、アシュラ童子が手に入れていたのです。「最高か貴様！！！」「そんなに気の利く男ではなかった」どんだけだったんだ。そこへ一段落着いた兎丼から通信。話せば長くなるので要点のみ述べると、
・ルフィ＆河松解放
・戦力３５００人ゲット
・採掘場を占拠
都に１０００人捕まっていて、頭山盗賊団も１００人規模。更に、康イエが集めていた同士と親分達のコネで集まる人数も含めれば、１万近くになりそう。しかし、ここで雷ぞうから問題がある、と。武器がないそうです。食糧じゃないのか。メシが一番大事だぞ？（田中芳樹を読もう！）武器工場はワノ国中にありますが「作っている物は、海外輸出用の『兵器』の類がほとんど！！　侍達が最も使いたいのは”刀”や”槍”だ！！」……え、槍刀で銃とやり合う気？　……いや、普通に渡り合えるか、この世界では……。銃器が使えないなら、急にギフターズが重要になるな。刀も銃も使えるから。
刀と言うと……と言うことで、カメラは鈴後に戻ります。おいはぎ橋の袂で、日和と河松が涙の再会。日和ははぐれたのではなく、逃げた、とのこと。それは、僅かな食糧を日和に与える一方、食うや食わずで窶れていく河松の姿を見かねてのことでした。「あなた一人なら生きていけるのに……。私のせいで河松が死んじゃったらどうしようって。恐くなって私……逃げ出したの！！」そこで女衒か遣手に目をつけられたか、あるいは自ら飛び込むかして、遊郭に行ったのか。日和の自己犠牲の精神を嬉しがる河松。思えば、河松も日和を見失ってずっと悔やんでいただろうし。心の重石が取れた事でしょう。笑うとホントかわいい。あとの問題はカラーリングだけど、ゾロが魚人って言ったからにはそっち系の色なんだろうな。でもハチはピンクだったし。でもやっぱ、河童なら緑かなー。
光月家所縁の者の出現に、不意打ちも出来ない牛鬼丸。刀泥棒が光月家関係者じゃ、混乱するよなー。その空気を破る蹄の音。狙撃される牛鬼丸。見るからにカイドウの一味です。百獣海賊団からもおいはぎしてたのか。行きがけの駄賃に、ゾロ達まで狙うモブ一行。末路が見えました。目配せし合って連携を取る侍２人。その間に、牛鬼丸は橋の向こうへ立ち去ります。ゾロ、その背中に「また逃げる気か！！」と叫びますが、足を止めません。「河松様…！！　よかった……！！！　ご無事であられた……！！！」……え、まさかの河松関係者！？　そう言えば、鈴後＝東北とするなら、東北で河童と言えば遠野物語。牛鬼（牛の頭を持つ蜘蛛。凶暴で人間を喰らう）も妖怪の一種。まさか河松、妖怪軍団を結成する気か？　待って、決戦なんてどうでもいいレベルで見たいぞそれ！

では今週は以上です。