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常識日記

日々の雑事や感想など。看板に偽りありです! ※スパム対策でコメントは非表示にしてあります。

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と思ったけど、今更カテゴリーに分けるのが面dいやいや大変なのでやっぱりやめた。
まあ何って大したことじゃなくて、時々吐き出してる妄想なんですけどね。振り返るとかなり書いてる気がするので。

そんな訳で、某ステキサイト様で見かけた超すげえお話に触発されて書く事にした、ご本家ハロウィンより派生妄想です。ハロウィンで喚いてた時と大して変わってませんけど。時代設定何それおいしいのなパラレルでお送りしております。
傭兵上がりの剣闘士独と、その奴隷で今は無き都市国家のお坊ちゃん伊&子供の頃東方で人攫いに遭って売り飛ばされた日。家族と生き別れて奴隷になっても底抜けに明るい伊に、周囲の者達の、自分を見る目が同じ人間を見る目ではないと思っていた独&日は救われた思いを持っている。独&伊は家族の顔も覚えていない日が不憫で、大事にしている。元々他所から流れてきた独は、二人の事を奴隷としてではなく、友人として扱っている。名声を得て、二人を奴隷から解放してあげたい。伊は当たり前のようにおっかないけど面白い独&優しくて可愛い日の事と、戦争のない今の暮らしが大好きで、日も自分に偏見のない伊と奴隷扱いしない独の事を好いている。
まめな日は印が座長の旅芸人一座に入ってる普に気に入られて、雑用兼エキストラとして一緒に回っている。ある日、大きな街でのイベントに出る事になった独は、同じ街で日のいる一座も公演すると知る(普空気)。再会を喜ぶ日・独・伊(普空気)だけど、その喜びも束の間、街が北欧海賊団に襲撃される。独の善戦虚しく、日が海賊に攫われてしまう。
勿論海賊は、日の事を物品扱い・商品扱い。その外見から玩具奴隷として売り飛ばす事にした丁船長。1回試しに抱いてみると、明らかに初めてではない反応(独の所に来る前はそう言う経験もあった)と手練手管に夢中になってしまう。更に、日が一座のエキストラとして磨いた歌や芝居の腕前と雑用としての器用さに、売り飛ばすのはやっぱりやめて、自分の手元に置こうと決めた丁。そんな思惑から、日は奴隷と言うより海賊団の一員のような扱いを受け始める。ある時丁が、暇潰しに日にちゃんとした格好をさせてみると、人品卑しからぬ姿になった事に驚く。身の上を聞いても思い出せないと、ただ、一番古い記憶だろうと、ここでは見ない風景を夢物語のように語る日に、すっかり情が移った丁は、故郷に戻してやろうと決心、一方的だけど日とそう約束する。無論、どこかに上陸した時に逃げるつもりだった日だけど、昔はどうあれ、今は奴隷に過ぎない自分にここまで言ってくれる丁に徐々に絆されていく。
一方、船長とは不仲の典副船長は、ミイラ取りがミイラになった丁を苦々しく思うと同時に、これを利用して船長の座を奪取できないかと目論んでいた。それがある晩、丁が宴の席に出してきた、綺麗に着飾ってエキゾチックな魅力を湛える日の姿に一目惚れ。典は、丁は日を男娼扱いしてると思い込んでいて、日を着飾らせて侍らせる様に腹が立ってしょうがない。元々子供ながら(勘違い)まめまめしく働く日を好ましく思っていたし、船長になったらああできるだろうかと思うその気持ちに、結局自分も日を男娼扱いしてるのだと、三重の意味で腹立たしい。翌日、昨夜の姿が嘘のような見窄らしい形で一人船倉の片付けに精を出す日を見かけた典は、衝動的に襲ってしまう。こっそり気遣ってくれていた典の暴挙に、暴れて悲鳴を上げて拒否する自分に驚く日と、日のそんな態度に、丁へ操を立てているのかとますます誤解してしまう典。ならば尚の事奪うまでだと、そのまま犯ってしまう。
日が誰かに抱かれた=自分の物でなくなった事に気づいた丁は、それまでの態度から一転、日に対して冷淡に振る舞い、約束さえ反故にする。少しずつ心を寄せてさえいた丁に突き放され、典からもあれ以来避けられて呆然とする日と、他人が自分と同じ物に興味を持ったら醒める丁の性格を知りながら襲ったのに罪悪感を覚え、何も言えずに自分は所詮奴隷なんだと唇を噛みしめる日の背中を見詰めるだけの典。罪悪感は日を追うごとに丁への怒りに変わっていき、海賊団の中に内紛の空気が濃厚になっていく。
臨界点突破も見えてきたある日、北欧海賊団の前に海軍(米英連合艦隊)が現れる。その中には独・普・伊までもがいた。旅芸人一座の情報網を駆使しても、日のような風体の奴隷が売りに出た情報を掴めなかった事から、日は今も海賊団にいると判断、海軍の志願兵募集に応募したのだ。海賊と海軍が鬨の声を上げる中、自分の名を呼ぶ友人達の姿に驚き、懐かしさと嬉しさに涙する日。その涙を見た典は、何とか彼等の元へ帰してやろうと、矢雨の降る中、日を船尾にある艀まで連れて行く。そこには手傷を負った丁が待っていた。丁は日に、今まで自分が調べた日の故郷と思われる土地についての書き付けを渡し、元気でなと一言言い残して再び戦場へ向かう。思わずその背を見送る日。典は日の無事と幸福を祈りながら艀を海へ下ろし、日に別れの言葉を囁いて、日の躊躇う背を押した。
ところがどっこい、海戦で荒れる海に放り出された小舟は舵を流され漂流、日は遭難してしまう。船ごととある浜辺に流れ着いた日を発見・保護したのは手広く商いを手がける貿易商の希。何を隠そう、手広い商い=食料品から武器や人間まで扱うやり手の貿易商であった希の母親(故人)こそ、幼い日を人攫いから買い上げ、奴隷として売り飛ばした張本人だったが、そんな事は知る由もない二人は友情を結ぶ。人手不足だった希の商売を手伝い、忙しくも穏やかな日々を送る日だが、脳裏には海兵となってまで自分を探しに来た友人達の姿が、懐には丁から渡された自分の故郷に関する書き付けが常にあった。友人達の元へ帰るべきか、何処とも知れぬ故郷へ行くべきか、それともこのまま新しい人生を送るべきか悩む日。

ラストはきっとマルチエンド。
1.希の信頼を得るようになった日は、祭りの呼び物として普のいる一座を呼び、普と再会。死んだと思って諦めていた日が、一廉の商人になっていた事に驚く普。希に事情を話して一緒に帰る。勿論希も商売人だから、日を商売のパイプとして使わせて貰う事、そして日を奴隷としてではなく、一人の人間として扱う事を条件に送り出す。海戦での働きが認められて軍人になっていた独&その独に奴隷から解放して貰って印の旅芸人一座から有名俳優になった伊(普にも士官話があったけど、蹴って相変わらず旅の空に生きている)と一緒に幸せに暮らす。夢はいつか、三人で故郷の地を踏む事。
2.ある日、日が持ち歩いている書き付けを見た希。東方貿易を盛んにしている希は、日の氏素性に何となく気がついていた。希は、東方へのキャラバンに日を参加させる。辿り着いた東方の町に、日は奇妙な懐かしさを覚える。キャラバン隊長の土の使いで、役所へ行った日はそこの役人に驚かれる。翌日またここへ来るよう言い渡され、疑問に思いながらも再び向かう日。翌日、やけに丁重な扱いにまた首を傾げながら日が通された部屋では、中・韓・台の三人が待っていた。三人は一目日の姿を見るなり、抱きついてくる。曰く、自分達はこの国の王族であり、日の兄弟(異母兄弟)である。幼い時人攫いに遭った日をずっと探していた事、その間に母親は亡くなってしまったが父はまだ健在である事を教えられる。日は当然信じられなかったが、先代からの古参である土の証言、兄と名乗った中と自分が同じ癖を持っている事に気づく。納得すると同時に、自分にも家族がいて、探してくれていた事に泣く日。ここに留まる事を決意する。日の事も希の考えも全て承知していた土は、元気でと言い残して西方へ帰って行った。日は西方で身につけた異文化と、海賊団にいる間に学んだ航海術や造船術、希の元で鍛えた交渉術で、権力争いの渦中にいた兄を助けて帝位に就かせ、兄の治世と母の墓を守る。
3.真摯な働きぶりと最初から読み書き算盤が出来、海図も読めて航海術も持っている上目利きも出来る(海賊団で鍛えた)日は希に重宝がられ、気がつくと隊商を任されるようになっていた。当然、どこの馬の骨とも知れない日の出世を快く思わない輩も出てくる。ある日隊商を率いて旅に出た日は、途中で山賊に襲われて崖から転落してしまう。日が目を覚ましたのは知らない山小屋。狩人で森番の西が川を流れる日を見つけて保護してくれたのだ。日は命拾いした事を有り難く思うが、荷物は全て奪われた上、路銀も常に携帯していた書き付けもなくしてしまった事に気づき、絶望する。おまけに西と一緒に暮らしているロマが伊とそっくりで、顔を見る度に里心を刺激されて仕方がない。それとなく話を聞いてみると、昔伊から聞いた事と驚くほど符合する。まさかあなたの弟が異国の地で奴隷になってますと言えないので、その場は誤魔化すが、後ろめたさと白の手伝いをするしかない日は、気を遣って西が好きなだけいれば良いと言ってくる分だけ居辛さを覚える。ある日日は、川底で砂金を発見、商売になると考える。恩返しのつもりで西に話を持ちかけるが、この暮らしが壊れるのを好まない西は断る。しかし蘭は、少しでも暮らしが良くなるならと日に賛成、一緒に森を出る。コネも後ろ盾もない二人。これからどうしようと考えていると、日が聞き覚えのある声を耳にする。そこにいたのは何と北欧海賊団。あの海戦の後何とか逃げ延び、隠し財宝を元手に商売を始めたらしいが、如何せん武士の商法で上手くいかない。渡りに船と、日は海賊団からちょっとだけお金を借りて身なりを整え、お城へ行って採取された金の一部と引き替えに、開発許可と通商権を国王に求める。現物と蘭の証言に、国王は許可を出す。その足で、可能な限り環境を壊さないという条件で西を説得に向かう日。森番の西も、飲み友達の国王(実は西が番をしている森は、代々王室の狩猟場)が言うならと承諾。丁・芬・典の三人で砂金を採取、日と氷は金を酒や工芸品に替え、諾は残りの財宝を使って速い船を造り、蘭が金や品物と一緒に船に乗って、金を稼ぐシステムが出来た。日は船に乗って希の所へ行く。山賊に襲われて死んだと思っていた日が現れた事に希は仰天しながらも喜ぶ。日は希に、一緒に商売して欲しいと提案、希は一も二もなく賛成する。日はあの山賊は日を疎む連中に雇われていて、山賊を雇った連中も返す刀で殺されていたと知る。かつて取り逃がした海賊団らしい連中が貿易で儲けていると聞いた英。隣国の国力の増大を望まない上層部の意向を受けて調査に乗り出すが、相手国の国王のお墨付きと、自国の同盟国(米)の重要な貿易相手である為手が出せない、どころか下手をすると戦争になる為に手が出せず、イギギギとするしかない。砂金採取の監督官典(丁・芬・蘭・日は船長、諾は自前のドックの管理人、氷は仕入れの主任、白も経理担当兼商組合長でロマと西は相変わらず)は、ある日日(武器と人間以外何でも扱います)に帰りたくないのかと問い質す。それに日は笑って、いいんですと答える。典は頷いただけで、もう同じ事を聞こうとしなかった。蘭は日にやたら馴れ馴れしい(元)北欧海賊団や希・土・埃に心中穏やかではないが、日に喜んで貰う為に頑張る。ロマは物言いたげな目で自分を見る日が気になってしょうがないし、日の商売にも興味がある。西は帰ってくる度異国の酒や食物や話題を手土産に持ってくる日を水くさいと思いつつ、いつでも手厚く歓待する。身内にトラブルの種を抱えつつ、今日も日は海へ出る。西とロマの手料理と、いつか友人達や故郷に巡り会える事を楽しみに。

………長いよ! たかが妄想なのに何だこの長さ!
ドラマチックなのは2か3だな……。
ところで、これはいつ形になるんですか何て聞くのは野暮ですぜ……。ああ本当に、自分とパソ太郎君が5セットくらい欲しい。

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