2020/01/12 (Sun) ようやくのWJ感想

どうも皆様、明けましておめでとうございいました……。久々に小説書いたら楽しくて、つい忘れておりました。昨日書こうとしたらパソ次郎君が不具合を起こし、なおかつ急遽イルミネーションを観に行く事になり、結局お流れ。今年はこう言う事が多いです……いきなり何でや。タッチカバーも買おうとしたら予算オーバーすぎて、いっそ手放そうかという気持ちになりました。一太郎アプリ出たらしいけど、バージョン古いから多分無理だし。アンドロイドで一太郎動くかな？

気持ちは湿気っていますが本題です。

表紙。全然おめでたさのない羽子板が……。そして日向君……。
ヒロアカ。最終回かと思った。
石博士。正直、この日が来てもおかしくないと思ってた。
ぼく勉。ああ、盛大なネタバレってそういう……。でもJINって前例があるし。
呪術。五悠民へのお年玉ではあるが、正直五条先生と気付かなかった。今も錯覚する……。
アクタージュ。グッズ感溢れる羽子板が好きです。後で夜凪ちゃんは全力で泣いて欲しい。
鬼滅。猫ちゃんまで……！　本当に何も無駄にしませんね先生！　でも愈史郎はまだ元気なんだな。四コマで初めて無惨様を好きだと思ってしまった。斯様に人は共感に弱い。

ワンピ。表紙。ルフィが花札の役を覚えられるとは。
本編。オーロ・ジャクソン号が降りた先は懐かしのW7手前。そしてロジャー、ロード歴史の本文の情報も新入り三人からゲット。ルフィの時代で判明しているロード歴史の本文の所在は、カイドウ、ビッグ・マム、ゾウ。そして一つは行方不明。ここでその３つは出てきましたが、ロジャー、行方不明の一つに心当たりがある。て事は、２０年あまりの間に無くなったのか。
廃船島でトムさんと再会。子供時代のフランキーとアイスバーグさんもいますが、二人はロジャーを知らないようです。そしてシャンクスの人なつっこさ。
旅はまだまだ続きます。途中、嘗てロビンが捕らわれていたあの橋を通過。おでん様、そこで初めて「世界」の歪みを目にします。この橋も、おそらく天竜人辺りと関わってる気がするんですが。多分、建設理由は自己顕示欲とか、そんなとこだと思いますが。
そして一行は魚人島へ。ロジャーが海王類の声を聞く下りが出ますが、おでん様も同じ声を聞いていました。これがゾウで効いてきます。ロジャーとネプチューンは顔馴染み。ですが、ネプチューンはあらぬ疑いをかけています。とりあえず（多分）連行の形で上陸する一行。最近、魚人島では「魚人島の門が何者かに壊される」と言う予言で持ちきり。そこへロジャーが現れたので、これだと確信したと言うのがネプチューンの弁。前々から思ってたけど、魚人島って迷信深いよね。海賊と商船以外付き合いがない、つまり半ば（地理的条件によるとは言え）鎖国だから、外の世界をよく知らない。
と言っていたら、予言通り門が壊されました。但し、人間ではなく海王類。「大人しい海王類が！？　あり得ん………！！！」ネプチューンは海王類が犯人だった事、ロジャー達は予言が当たった事に驚きます。「結局、おおごとに………」そこじゃないだろ問題は。
シャーリー登場。海王類が暴れるのは、人魚姫が生まれるのを待っているからだと予言します。予言？　まあいいか。「では、国王にお子様が！？」「それはめでたい～～～！！」そこか。最近国王になったばかりの独身ネプチューンは待ったをかけますが、シャーリーの実績が凄すぎて効果無し。こないだも、オトヒメ率いる政治デモを的中させたとか。え、オトヒメ様って反体制派だったの？　何か政略的な匂いがしてきたな。確か、地上への移住を訴えていたんだっけ。それもある意味での「開国」か。
濡れ衣が晴れて、一行は歴史の本文へ。あ、ジョイボーイの謝罪文の隣にロード歴史の本文が！　でもロビンが来た時にはなかったから、誰かが隠した訳で。白ひげはラフテルに興味がなかったから、ネプチューン？　シャーリーが「ロード歴史の本文を探してる海賊が来る」と予言したらそうするだろうし。ロジャー、空島の石で知ったポセイドンの事を聞きます。海王類と会話できる人魚の事を話すネプチューン。「じゃあ、お前の娘が、いつか世界を滅ぼす『兵器』に！？」「ただの予言じゃもん！！」その「ただの」予言に散々振り回されてる国のトップであるあんたが言ってもな。人魚姫が生まれるのは１０年後。つまりロジャーの死後。ロジャー、子供相手だと凄くニコニコですね。子供好きか。その息子が……うっ（色々詰まった涙）。
一行が向かうは次のロード歴史の本文のあるワノ国。しかし、ワノ国近くまで来たところでおトキ様がダウン。夢にまで見たワノ国へ近づいた事で、緊張の糸が切れてしまったのです。ワノ国で降ろす事を勧めるクロッカス。トキ様の身分保障と護衛の為に、一緒に降りると言い出したミンク族コンビ。妻子の為におでん様も降りると言いますが、それを当のおトキ様が止めました。「こんな事で止まる様なあなたなら、私は……！！　離縁を申し込みます！！」８００年間、独りで旅し続けてきた女の迫力は違います。叩き付けられた三行半に、独り、オーロ・ジャクソン号に残る事を決断したおでん様。この辺り、アニメでじっくりやって下さいお願いします。尾田っち書き下ろし脚本で（蹴）。
船は九里へ。出迎えに馳せ参じた赤鞘九人男。その形は皆薄汚れ、ボロボロです。四年前の上洛での晴れ姿が嘘のよう。確かオロチが将軍になってすぐ戦乱が始まったはずだから、キン達が戦っているのはカイドウ軍か。九里はおでん様の本拠地だから、特に攻撃されるよな。ワノ国の現状を訴え、帰還を促す錦えもん達ですが、おトキ様が遮ります。念願のワノ国が荒れ果てていくのを見たおトキ様の胸中、察するにあまりあります。もしかしたら８００年前も、そうだったのかも知れない。おまけにモモ、この時から反オロチの旗印として担がれてた訳か。おでん様は悪くないけど、いや、法を犯したと言う意味では悪いけど、モモが背負う物はビビより重い。
おでん様、振り返る事なく九里を出航。「『ワノ国』の何かが変貌しているのは、背を向けていてもわかった──振り返れば、もう二度と海へ出られんと感じた」故郷が蹂躙されるのを見て黙っていられるおでん様、むしろ人物はワンピ界にいない。信頼する家臣からろくでなしと言われても振り返りません。自分の度肝を抜いてくれた男の人生の最終章につき合う事が、自分が海へ出た理由。いそいそとロード歴史の本文を写し取り、僅か数時間でワノ国を発ちました。
そして最後のロード歴史の本文があるゾウへ。イヌアラシとネコマムシはいませんが、おでん様がいるので歓迎されます。イヌアラシとネコマムシ、一行に手紙を預けていました。あー良かった、すっかり忘れているものと。ゾウへ来るなり、落ち着かないおでん様とロジャー。ルフィもロジャーも、おでん様とモモの助も同じ事を言っていた。もしも血筋とするなら、Dの血族は、光月家は何なのか。おでん様編は伏線大回収話ですが、世界の謎も微かにちらついています。色々解決したけど、それでも気になる事が増えていく。焦らしプレイの達人め！
子供時代のペドロ登場。ロジャーに連れて行ってくれと直談判しています。何つうか、可愛い。シャンクスもこんな感じだったのか。それとも拾われたのか。そんなペドロにロジャー、「待機」と言います。「いいか、人には必ず『出番』ってものがあるんだ！！」そう言われると、おでん様の人生は正にそんな感じ。妻子と一緒にワノ国へ降りていれば、モモの助も日和も幸せだったと思うけど、それでは誰も世界の全てへ辿り着けないまま。人生はドラマ、人は皆俳優、か……。
こうして、「いくつかの“真の歴史の本文”と、４つの“ロード歴史の本文”が揃った」あれ、真の歴史の本文って複数あるものだったっけ？　ロビンの推理だと、ある種の歴史の本文の内容を繋げて完成するテキストがそれってことだから、断片って意味なら、複数形でもいいか。と言うか、今までのその記録、どこにあるんだ。ロジャーがラフテルに置いてきた？
ロジャーのタイムリミットも迫っています。後は一路、ラフテルを目指すのみ。が、ここで今度はバギーがダウン。悲しいかな、ドクターストップがかかります。看病を買って出たのはシャンクス。「行くんだったら、おれ達はいつか自分の船で行くよ！！」何とも前向き。じゃあシャンクスもバギーも、世界の全てを知らないのか。なるほど、それでバギー、ああも太平楽にやってる訳だ。あ、いえ、それはそれでいいんですけど。悩みが少なくて良さそうだなあ、と。となると、シャンクスがいよいよ謎の存在に。天竜人の子孫って噂までありますが、考えすぎでしょうか。そう言えばシャンクス、センゴクさんの特別講義でも本名が明かされてなかったな（カイドウも）。新聞で末路が明かされた、みたいな扱いは止めてくださいよ？
そして、ついに歴史が動きます。ロジャーが海賊王と呼ばれ、同時にその名も「ゴール・D・ロジャー」から「ゴールド・ロジャー」へ変わっていきます。新聞の見出しも「海賊王ゴールド・ロジャー」です。
そしてこの時、おでん様の海賊人生も終わりを迎えます。「あの日、おれ達は、世界の全てを知った──。“空白の１００年”とは……！！　”Dの一族”とは……！！　『古代兵器』とは……！！」鎖国の地に生まれながら、全てを知ったおでん様。その中の何が、おでん様を開国論へ向かわせたのか。一番大きいのが「『ワノ国』は、かつて世界と接していた」事実だと思いますが。まあ、真実を知って己の本分を曲げる様な男じゃ、おトキ様は靡かなかったと思いますけど。「本当にあった“莫大な宝”を目の前に…ロジャーはあの時……笑ってた。おれ達もそうだ。涙が出る程笑った」望み続けた宝を見たロジャー、それを「とんだ笑い話」と評します。それも、「ジョイボーイ。おれは……！！　お前と同じ時代に生まれたかった。とんでもねぇ宝を残しやがって…！！！」魚人島の謝罪文を書いた人がこんな所で。しかし、宝はあるにはあるんだよね？　何度も「今までの旅の軌跡が宝」なんてぼんやりした話じゃないって言ってたし。ただ、その宝、現在では全く価値のないものなのか。石がお金、みたいに。あるいは、手にしたところで全く使いようがないとか。それだとナウシカか。今年こそは読みたいものです……。一番あり得そうなのが、ジョイボーイが８００年前に仕掛けた、壮大なドッキリ。名前だって「Joy boy」ですしね。滅び行く王国の生き残りが、世界に……新しい時代に仕掛けてやったイタズラですか。そのオチ大丈夫か。ナミさんが怒り狂うんじゃないのか。
ロジャー、未踏峰を制覇した者の権利として、「最後の島」に名前をつけました。その名は「ラフテル（Laugh Tale）」。そのまんま、笑い話。結局、ますます「ひとつなぎの大秘宝」の謎は深まるばかり。そう言えば、ロジャー、この宝の事を、一度も「ひとつなぎの大秘宝」と言ってませんね。これも「ゴールド・ロジャー」の呼称と同じく、世界政府が広めたのか。
残るは、おでん様が処刑されるまでの経緯か……。気になるけどあまり読みたくない様な。

では今週は以上です。