2019/09/22 (Sun) WJ感想（No.４３）

今台風の強風域だか何だかにいますが、この辺りは昨日から、特段どうって事ありません。むしろ沿岸部が大変なようで……。この家も古いので、もし今後何かあってもどうにもならないんだろうなあ。五輪のせいで資材も業者もいないから。

では本題です。

表紙。本編はじっと見られないから、絵の変化が分かります。描線変わった？（この程度）
約ネバ。人間は鬼と同じ轍を踏まないと思っている。それが恐い。
呪術。それぞれ辛苦を抱えながら、五条先生が夏油にならなかったのは何だったのか。
ブラクロ。男の騎士が合コンやってるんだから、女だってねえ。
石博士。それで氷月を復活させなかったのか。
ぼく勉。本命までに体調整えてね！　センターはあくまで始まりよ！
侍８。トラウマになりそうなシーンをラストに……。
アクタージュ。読者の年齢層がだいたい分かった。吉岡君とオーディション組、会って欲しい。
鬼滅。呼吸の継承者って、血縁は無関係が基本だけど、煉獄家はどういう経緯で代々炎柱を輩出するのが務めになったのか。玄弥マジ心配だったけど……先生お願い！　救いを！

ワンピ。表紙。ローラ……今どうなってるのか。
本編。今回は幕間の世界会議編。こんな世界が変わる話を幕間にする贅沢さ。……と言いたいけど、小学生にはつまらんよね。
世界会議も終わって一息ついたリュウグウ王国の皆さんと、そうはいかない感じのガープ。しらほしも元気そうで良かった。「『世界会議』はいつも大事件を呼ぶ……。50もの国々が集まって、『今後とも仲良く』で済むハズがないんじゃ！！」あら、ニュースとか教科書で見たような顔が……。「確かに。王達の会話は一触即発………！！　わしらもそうだが、国の歴史が関われば、根は深い」「血さえ流れんのなら、わしゃコレを平和と呼ぶが……」このページ、重い。台詞の一つ一つが刺さります。この世界、選挙がある国ってほぼ無さそうだから、国の有り様が大きく変わる事は、現代日本以上にない。だからこそ、イム様は現在を変えようとする因子を摘む。もし、現在の制度に反対したら、天竜人は食っていけないから。
それでも今回、海軍の英雄ですら先行きに懸念を覚えざるをえない事態になりました。デカい爆弾を普通に落とすこの人が、「どうか地上を……！！　人間達を恐れんでくれんか！！」と前置きするほどの事件が起きました。それは選りにも選って、アラバスタに関する件。そう言えば、世界会議直前、ビビの写真にナイフが突き立てられてたっけ……。ビビが死ねばアラバスタは跡継ぎを失う。アラバスタと言えば、200年前、天竜人になる事を蹴った一族の末裔。約ネバでもあったみたいに、高潔さが目障りだったとか？
おそらく一週間前、世界会議終了直後。世経本社は大忙し。久々登場のモルガンズが張り切ってます。「『死者』が出たんだ！！！　死亡記事は飛ぶように売れる！！　だが、『議決結果』も最高だ！！　『殺人未遂』も胸が踊る！！！」ここだけ聞けば血も涙もないですが、大事件が立て続けに起きたのは間違いなく、それらを伝えようとする姿勢は良し。そこへアタッちゃんが、小切手入り政府の速達を持ってきました。「情報操作命令だな？」良いのかね、こう言う事社員の前で言っちゃって。しかし、モルガンズは命令を拒否。政府にとってもマズい事件が起きたようです。まあ確かに、政府の中枢で死亡事故や殺人未遂事件だしな。海軍としても面目丸潰れだし。これを報じなかったら新聞屋じゃない。社長にアタッちゃん、覆面を破って銃を突きつけました。「言う事は聞いて貰おう、モルガンズ」アタッちゃん、やっぱり政府のパイプ役としての天下りだったか。海軍やめて台詞と出番が増えた、得したサブキャラと思って好きだったのに。しかもその正体はサイファーポール。威嚇射撃を行います。「”新聞王”モルガンズをナメんじゃねぇよ！！！」と、モルガンズ、CPナンバーズを返り討ち。強いなあんた！　予想だにしてなかったよ！　「おれは守銭奴だが！！」自分で言うか。「その前に！！　”ジャーナリスト”だ！！！　時にはウソで人を踊らせる活字のDJ！！　何を載せるかはおれが決める！！！」ジャーナリストなら虚報・誤報は御法度だが、妙に納得してしまう。とりあえず政府からの裏金ではなく、発行部数と実売部数で勝負する、新聞社社長としての心意気は見た……と言うべきか。
かくして世界は大騒ぎ。カマバッカ王国の革命軍と懐かしきフーシャ村、コルボ山では叫びと涙が溢れています。死者って……サボ、ではないだろうな。サボがあっさり死ぬとは思えない。第一、革命軍のNo.2なら、エースと同じく公開処刑だろうし。サカズキドレスローザで大失点してるから、挽回したいだろうし。実際、黒ひげが動きました。「海軍に取られるぐれぇなら、おれが貰っちまおう！！！」間違いなくサボの、メラメラの実の能力狙いだ。あ、そうそうドフラさん、新聞差し入れて貰えて良かったですね。
時間は現在に戻り、カメラはこれも久々のコビーを写します。任務お疲れ、と言いたいですが、やっぱり忙しそうです。リュウグウ王国でお茶してるガープの余裕、羨ましい。見習いたいけど、これも年の功って奴ですよね。コビー、誰かと通信中。海軍では手に負えない事態が起きたようで、電話口の相手も寝耳に水の模様。これほどの大事件を知らない……それは例えば、鎖国してるとか。
コビーの相手はワノ国、えびす町の外れにいました。お返しに、モルガンズも知らない特ダネをプレゼント。「先日、殺し合いをしてたカイドウとビッグ・マムだが……手を組んじまった」相手は何と言う事でしょう、元海軍将校にして、現在は百獣海賊団飛び六胞の一角、ドレークでした。しかしてその実態は、海軍本部機密特殊部隊『SWORDS』隊長。要は、逆ヴェルゴですね。一将校がパシフィスタについて知ってたのもこのせいか。こう言う気の利いた事するのって、サカズキじゃないよな。ロシナンテを使ってたセンゴク大目付かな。かっこいいけど、女の裸に弱いからダブルオーではないな。モデルはイギリスのプライベーティアなのにねえ。そんな惜しい所でダブルオーになれなかった男も、ルフィに関しては何も掴めてません。お玉ちゃんのお陰です。……あ、今、コビーが挙動不審になるのが見えた。大変ですね、隊長。そしてもう一つ、都でCP0を見た事も伝えます。「なぜワノ国に………！！？」ちょっと待て。CP0よりお前の階級が「なぜ」だよ！　2年で見習いから少将だと！？　何階級特進してるんだ！　まとめサイトで見たら19階級だってよ！　ナポレオンか、ナポレオンを狙ってるのか！　16歳で任官して、その後19年で皇帝にまで上り詰めたチビでデブで薄毛（本当）のおじさんポジションか！　じゃあラストバトル、コビー元帥率いる海軍と黒ひげと三つ巴？　まあ、それはさておき……ドレークでさえ思考停止したその光景は、政府と、今や海賊国家ワノ国が取引している事を示していました。よく考えれば分かる事か。ワノ国でしか産出しない海楼石を、同じ海賊であるクロコダイルやドフラミンゴならまだしも、何で海軍（政府）がふんだんに使えてたのか。鎖国はもはや体面だけ、その実態は海賊が支配する密貿易国家。こんな体たらく、おでん様は嫌がるだろうな。
ちょっと話題になったコビー少将。何とハンコックを捕らえる為に女ヶ島へ向かっている最中。とうとう七武海制度が撤廃されたのです。表向きはコブラ王とリク王の活躍ですが、藤虎も根回ししただろうな。一部は不安を口にしますが、世間一般は大喜び。私は不安を覚える口です。コビーも言ってましたが、「兵力が足りない」。大体、強すぎて手に負えないから特権与えたのに。まあ、その特権を悪用された訳ですが。まずバギー、威勢良く部下を差し向け、逃亡を図ります。海賊やめて普通に人材派遣会社する道もあるのに。ミホークも白ひげジュニアも、ハンコックも一戦交える気満々です。ウィーブルに対する包囲網が、完全に暴徒鎮圧のそれなんですが。舐めすぎてない？　「忘れておる様じゃな、あやつら。わらわ達が『王下七武海』になったのは、強さゆえじゃと言う事を…！！」ハンコックvsコビーか……。ハンコック、スモーカーと渡り合えるくらいの強さはあるからなあ。まさかパシフィスタを出した？

では今週は以上です。