常識日記
日々の雑事や感想など。看板に偽りありです! ※スパム対策でコメントは非表示にしてあります。
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ようやく年賀状作り終えました。今年は「派手」を目指しましたが上手くいかない……。来年は背景を作る術を覚えます。
私のパソコン周り、ワゴンにプリンタ、ディスプレイ、本体の順で配置してるんですが、ハガキ印刷しながらネットしてたら、家の中で酔いました。そ、想像もしなかった……。アホと言えばそれで終わりですが。
では本題です。
私のパソコン周り、ワゴンにプリンタ、ディスプレイ、本体の順で配置してるんですが、ハガキ印刷しながらネットしてたら、家の中で酔いました。そ、想像もしなかった……。アホと言えばそれで終わりですが。
では本題です。
こち亀。BLACK TIGER面白かったです! おめでとうございます!! 来年期待してます!
ヒロアカ。この世界の闇って粘着質だよね。
約ネバ。イザベラってやっぱりシスターと同じ末路を……?
百夜。巻末にあるせいで読むのを忘れてた……。まだ捨てられない。
AB。わりと好きかな、これ。慣れれば。
ブラクロ。正統派を2人も出して、よく釣り合い取れてたな。
ぼく勉。これも最終章じっくりやって欲しい。
アクタージュ。夜凪父って太宰か。
鬼滅。縁壱さんの側にいたのがずっと煉獄家の祖先なのに魂が震える。これを踏まえたらもう8巻を決定的に読めない……!(今でも読めない)
ワンピ。表紙。そう言えばあなた、普通に混ざれる身形ですね。
本編。世界を回ってきた歴では(おそらく)白ひげ以上のおトキ様が、おでん様にレクチャーしています。そんなおトキ様でも、祖国のワノ国については、両親の故郷としか知らないと。ますます800年前に何があった。おでん様のように宛てのない旅はしなかったおトキ様。この船は当分、ワノ国は目指さないだろうと言うおでん様。あんたのせいだけど、帰らなきゃ何も始まらない。早く帰って欲しい。いやそれ以前にロジャーと出会わないと話が動かない。ああ、何と言うストレス! 「いいの! あなたと居ると目的地に着いた様な気持ちになるから」「ん?? なぜだろうな」……何となく思ってたが鈍感だなおでん様!! でもイヤな顔はしないのな。そんな2人を出歯亀する若者達。と、空気を読まないネコマムシ。あのおっさん達にもこんな可愛い頃があったのね。イヌアラシとイゾウは、最初から気を遣ってると見た。
時に海軍から逃げながら、冒険は続きます。一戦交えようと主張するおでん様。組織だから戦ってもきりがないという白ひげ。「世界をまとめる組織があるのか!?」そうか、鎖国してたから何も知らないんだよな。「お前の国は、まだ自由だ!!」そう言えば、白ひげの国は天上金を納められなくて滅んだんだっけ。金の為に、家族も故郷も失ったこの人が家族を求めたのも自然なこと。金がある為に不自由になる事もある。金に関係ないのは家族だけ。家族と呼んでいた仲間の中から、本当の家族が出来る様を、白ひげはどんな思いで見ていたのか。ここ、下手にスピンオフしないで欲しい。コミケが寂しくなるから。
そして二年後、ついにモモの助誕生。船の上で生まれたとは、ルフィよりも海賊らしい生まれ。その名は「天下無敵」を意味します。その他の候補は「たまご」「こんぶ」「ちくわ」「つくね」。昔のDQ並のネーミングセンス。「スキヤキ」「おでん」とくれば「しゃぶしゃぶ」か「もつ」か「ゆどうふ」かだったと思う。お祝いムードに水を差す様にイゾウ、一度帰る事を提案。銀魂並みに襟足の伸びてるイゾウ、どうやって髪を結ってるのか気になりますが、おでん様、二年の間に立派な賞金首になってました。うわ、懸賞金額知りたい! 正室と世継ぎの身を案じての申し出ですが、おでん様、「まだ答えが出ていない」と一蹴。おトキ様もおでん様と白ひげを信頼しています。「けんど、新聞ゆうもんがあっても『ワノ国』の情報は全く入らんのう」「国内から情報を出す術がないしな。『ゾウ』も同じだ」ゾウが情報発信する様になると、多分大海賊時代が始まった頃の魚人島みたいなことになるから、あのままで良いと思う。ワノ国も、大方厄介ごとに巻き込まれない為に取った手段とは言え、やはり何かがおかしいと言わざるをえない。
その後、白ひげ海賊団にティーチが参加。「また身なし子の様だ」。と言う事は、マルコも同じように入ってきたのか。この当時のティーチとオロチって何か似てる、とは禁句ですか。更に、海賊団も大所帯になったので、部隊を5つ程編制することに。弟分であるおでん様、2番隊を任されました。……え、2番隊隊長って、エースがやってた? 確かあの時、モブ(をい)が「ずっと空席だった」って言ってたっけ。じゃ、初代2番隊隊長がおでん様で、抜けてからずっと、エースが来るまで欠番扱いだったのか! 白ひげがエースの素性を知ったのはその後のはず。つまり白ひげは、エースをおでん様と(将来有望株としても)同格に見ていたのか。……まあ、あのブラコンぶりなら、自らの野望より弱き者を救うことを優先した侠気に通じるものがあってもおかしくない。それに大体、白ひげに喧嘩を売ったのはワノ国へ行った直後だったはずだし。違いと言えば、エースが生まれについてひねくれてた点か。片や将軍、片や世界最大の犯罪者だもんなあ。無理もない。でもエースには「絶縁上等」と蹴っ飛ばせる胆力がなかった。でもそれがあったら、あんなブラコンにはならなかっただろうとも思う。
ともあれ、隊長になってもおでん節海賊バージョンは相変わらず。何か見えたら単独で突っ込んで行く、正にルフィ。「海を進めども進めども、まだ見たりない!! 冒険のやめ方なんて、おれにはわからない」すっかり海賊…と言うか冒険者ライフに夢中です。しかし、絶妙に効く場面展開です。
おでん様が冒険に夢中になっている間、ワノ国では将軍スキヤキが危篤との方が全国を駆け巡っていました。跡継ぎのおでん様不在も国中の知るところ。よって、代理としておでんの弟分を立てる事に。それこそ誰あろう、黒炭オロチです。思わぬところでの再会とその素性に、驚きを隠せない康イエ様。オロチの口上には「『黒炭家』汚名返上」「祖父の愚行」とか、いかにも意味深長なワードがありますが、長いのでカットします。「『黒炭』だったか。なぜ隠してた」それは、黒炭家は嘗て、光月に仕える大名家ながら、オロチの祖父が切腹したのです。名家が切腹者を出したのはえらいことです。
どこぞの廃寺で、八つ墓村の如く幣を振る、般若の様な婆様。それが占っているのはオロチです。オロチは将軍になる、と。オロチの祖父が切腹したのは罪を犯したからではなく、光月に殺されたのだとも。「権力闘争の何が”罪”だ!? トップに立っちまえば法を作れる。罪など罪でなくなる!!」そう前置きして語り始めました。然程古い話でないことを。
先代将軍には世継ぎが生まれず、光月に仕える5つの大名家は、よもや我こそがと色気を出していました。その中で大胆な手を打ったのが黒炭家当主であるオロチの祖父。彼は内乱を装い、霜月・雨月・天月・風月の残り4家の大名達を消していったのです。心労が重なった先代将軍は病に伏し、次期将軍はオロチの祖父に決まったかと思われたまさにその時、急転直下、お世継ぎのスキヤキが誕生。光月家断絶は免れました。逆に黒炭家は天下の大罪人として当主は切腹、御家も断絶、領土も地位も名誉も、全て剥奪されました。「黒炭」の名は貶められ、嘗ての大名一家は路頭に迷う日々。「お前の、その貧乏暮らしは、誰のせいだ!? 誰が悪い!!?」「生まれてきた………!! 光月スキヤキ………!!」ちょっと待て。それ完璧に逆恨みじゃん。欲に取りつかれて、天下に無用な乱を招いた張本人やんけ、お前の祖父さん。ドフラから見たローさん以上の逆恨みだぞ。普通なら斬首で晒し首なところ、切腹にして貰っただけマシだぞ(多分世継ぎ誕生の恩赦)。この後に当主になった康イエ様、さぞ苦労なさったんでしょうねえ……。
今まで海外に居たという婆さん、すっかりその気になったオロチに色々吹き込みます。駄目押しに自分の力を見せつけます。オロチの目の前で、婆さんの顔かたちが次々と切り替わります。「”マネマネの実”という果実の能力さ。お前がわしのいう事を聞くならば…、”力”を与えよう。将軍になる為の力を!!」と、出したのは新しいデザインの悪魔の実。模様がぐるぐるではなく鱗状です。やっぱり、○○種になるとデザインも違うんでしょうか。そして、金を貯めて武器を作れと命じます。「ワノ国の職人達の技術は高い…。そいつをエサにすれば、”巨大な後ろ盾”を得られる!!」まとめサイトで知ったんですけど、この婆さん、シキの顔を持っているんですね。シキは元ロックス海賊団だから、その顔のデータを持っているこの婆さんも当然元海賊。よくぞまあ入国できたと思いますが、ロックスでしごかれただけはあるってことでしょうか。そして、「巨大な後ろ盾」って、もう、カイドウですよね。ロックスの解散後、この婆さんはカイドウの元に身を寄せて、拠点とするべく、ワノ国乗っ取りを企んだ。婆さんの言った通り、現在のオロチは怖い物なし。
物は言い様とは言え、なる程、オロチは傀儡とするにはうってつけ。黒炭家の遍歴もあるから、現代ワノ国における光月家ネガティブキャンペーンもスムーズにいった訳です。だからこそ、スキヤキ誕生後のいざこざを知るヒョウじい世代はオロチ反逆の中心になる。
かくて操り人形と化したオロチ、まずは康イエ様の元へ転がり込みます。金庫の金と一緒に消えた後は、おでん様の元へ走ります。オロチ、金のありそうな所を渡り歩いてたんですね。九里に金はなかったですけど、気っぷのいいおでん様は言われるがままに渡していました。それが続いたある日、花の都。おでん様がオロチだけを連れて登城。「こいつを城に置いてやって欲しい!! よく働くし薬も作れる。おれの弟分なんだ」勿論、そのおでん様はあの婆さん。どこかのタイミングでオロチと入れ替わり、おでん様の顔を手に入れた様に、スキヤキ様の顔をゲット。オロチに後事を託したスキヤキ様は、婆さんの化けた姿でした。多分、本物の将軍はかなり早い段階で毒殺されていますね。おでん様が見舞いに来た時のスキヤキ様も、多分この婆さんでしょう。でないと、オロチの件でボロが出るから。語り合うシーンで、オロチが妙にこそこそしてた理由がわかりました。
スキヤキの死去と、それに伴うワノ国中に広がる暗雲も知らず、おでん様には第二子・日和が誕生。人生を謳歌しまくってます。ある島の近くを通りがかった白ひげ海賊団。何やら魚達が大騒ぎ。着岸してみると、猛獣達も森から逃げ出してきました。「何がいるんだ!? この島に!!」いたのはバギー、クロッカス、レイリー、ロジャー、シャンクス……ロジャー海賊団、ついに登場です。イケメンっぽいのもいるし、魚人もいます。ついさっき海軍の船を沈めたばかりですが、「いっちょやるか。生きててこその”殺し合い”!!!」ロジャー、想像以上に武闘派だった。そして想像以上に普通サイズの人間だった。まあ、処刑台が普通サイズでしたけど、このガタイであの巨大人間達と渡り合ってたのかと思うと、人は見た目ではないです。あとこの海賊団、思ったより強面が多い。白ひげ海賊団はアットホームだけど、普通に来て欲しくない。バギーとシャンクスの可愛さが染み渡るようです。クロッカスさんがいるってことは、所謂”最後の航海”ですね。いよいよおでん様の将来が動く日が近づいてきました。
では今週は以上です。
ヒロアカ。この世界の闇って粘着質だよね。
約ネバ。イザベラってやっぱりシスターと同じ末路を……?
百夜。巻末にあるせいで読むのを忘れてた……。まだ捨てられない。
AB。わりと好きかな、これ。慣れれば。
ブラクロ。正統派を2人も出して、よく釣り合い取れてたな。
ぼく勉。これも最終章じっくりやって欲しい。
アクタージュ。夜凪父って太宰か。
鬼滅。縁壱さんの側にいたのがずっと煉獄家の祖先なのに魂が震える。これを踏まえたらもう8巻を決定的に読めない……!(今でも読めない)
ワンピ。表紙。そう言えばあなた、普通に混ざれる身形ですね。
本編。世界を回ってきた歴では(おそらく)白ひげ以上のおトキ様が、おでん様にレクチャーしています。そんなおトキ様でも、祖国のワノ国については、両親の故郷としか知らないと。ますます800年前に何があった。おでん様のように宛てのない旅はしなかったおトキ様。この船は当分、ワノ国は目指さないだろうと言うおでん様。あんたのせいだけど、帰らなきゃ何も始まらない。早く帰って欲しい。いやそれ以前にロジャーと出会わないと話が動かない。ああ、何と言うストレス! 「いいの! あなたと居ると目的地に着いた様な気持ちになるから」「ん?? なぜだろうな」……何となく思ってたが鈍感だなおでん様!! でもイヤな顔はしないのな。そんな2人を出歯亀する若者達。と、空気を読まないネコマムシ。あのおっさん達にもこんな可愛い頃があったのね。イヌアラシとイゾウは、最初から気を遣ってると見た。
時に海軍から逃げながら、冒険は続きます。一戦交えようと主張するおでん様。組織だから戦ってもきりがないという白ひげ。「世界をまとめる組織があるのか!?」そうか、鎖国してたから何も知らないんだよな。「お前の国は、まだ自由だ!!」そう言えば、白ひげの国は天上金を納められなくて滅んだんだっけ。金の為に、家族も故郷も失ったこの人が家族を求めたのも自然なこと。金がある為に不自由になる事もある。金に関係ないのは家族だけ。家族と呼んでいた仲間の中から、本当の家族が出来る様を、白ひげはどんな思いで見ていたのか。ここ、下手にスピンオフしないで欲しい。コミケが寂しくなるから。
そして二年後、ついにモモの助誕生。船の上で生まれたとは、ルフィよりも海賊らしい生まれ。その名は「天下無敵」を意味します。その他の候補は「たまご」「こんぶ」「ちくわ」「つくね」。昔のDQ並のネーミングセンス。「スキヤキ」「おでん」とくれば「しゃぶしゃぶ」か「もつ」か「ゆどうふ」かだったと思う。お祝いムードに水を差す様にイゾウ、一度帰る事を提案。銀魂並みに襟足の伸びてるイゾウ、どうやって髪を結ってるのか気になりますが、おでん様、二年の間に立派な賞金首になってました。うわ、懸賞金額知りたい! 正室と世継ぎの身を案じての申し出ですが、おでん様、「まだ答えが出ていない」と一蹴。おトキ様もおでん様と白ひげを信頼しています。「けんど、新聞ゆうもんがあっても『ワノ国』の情報は全く入らんのう」「国内から情報を出す術がないしな。『ゾウ』も同じだ」ゾウが情報発信する様になると、多分大海賊時代が始まった頃の魚人島みたいなことになるから、あのままで良いと思う。ワノ国も、大方厄介ごとに巻き込まれない為に取った手段とは言え、やはり何かがおかしいと言わざるをえない。
その後、白ひげ海賊団にティーチが参加。「また身なし子の様だ」。と言う事は、マルコも同じように入ってきたのか。この当時のティーチとオロチって何か似てる、とは禁句ですか。更に、海賊団も大所帯になったので、部隊を5つ程編制することに。弟分であるおでん様、2番隊を任されました。……え、2番隊隊長って、エースがやってた? 確かあの時、モブ(をい)が「ずっと空席だった」って言ってたっけ。じゃ、初代2番隊隊長がおでん様で、抜けてからずっと、エースが来るまで欠番扱いだったのか! 白ひげがエースの素性を知ったのはその後のはず。つまり白ひげは、エースをおでん様と(将来有望株としても)同格に見ていたのか。……まあ、あのブラコンぶりなら、自らの野望より弱き者を救うことを優先した侠気に通じるものがあってもおかしくない。それに大体、白ひげに喧嘩を売ったのはワノ国へ行った直後だったはずだし。違いと言えば、エースが生まれについてひねくれてた点か。片や将軍、片や世界最大の犯罪者だもんなあ。無理もない。でもエースには「絶縁上等」と蹴っ飛ばせる胆力がなかった。でもそれがあったら、あんなブラコンにはならなかっただろうとも思う。
ともあれ、隊長になってもおでん節海賊バージョンは相変わらず。何か見えたら単独で突っ込んで行く、正にルフィ。「海を進めども進めども、まだ見たりない!! 冒険のやめ方なんて、おれにはわからない」すっかり海賊…と言うか冒険者ライフに夢中です。しかし、絶妙に効く場面展開です。
おでん様が冒険に夢中になっている間、ワノ国では将軍スキヤキが危篤との方が全国を駆け巡っていました。跡継ぎのおでん様不在も国中の知るところ。よって、代理としておでんの弟分を立てる事に。それこそ誰あろう、黒炭オロチです。思わぬところでの再会とその素性に、驚きを隠せない康イエ様。オロチの口上には「『黒炭家』汚名返上」「祖父の愚行」とか、いかにも意味深長なワードがありますが、長いのでカットします。「『黒炭』だったか。なぜ隠してた」それは、黒炭家は嘗て、光月に仕える大名家ながら、オロチの祖父が切腹したのです。名家が切腹者を出したのはえらいことです。
どこぞの廃寺で、八つ墓村の如く幣を振る、般若の様な婆様。それが占っているのはオロチです。オロチは将軍になる、と。オロチの祖父が切腹したのは罪を犯したからではなく、光月に殺されたのだとも。「権力闘争の何が”罪”だ!? トップに立っちまえば法を作れる。罪など罪でなくなる!!」そう前置きして語り始めました。然程古い話でないことを。
先代将軍には世継ぎが生まれず、光月に仕える5つの大名家は、よもや我こそがと色気を出していました。その中で大胆な手を打ったのが黒炭家当主であるオロチの祖父。彼は内乱を装い、霜月・雨月・天月・風月の残り4家の大名達を消していったのです。心労が重なった先代将軍は病に伏し、次期将軍はオロチの祖父に決まったかと思われたまさにその時、急転直下、お世継ぎのスキヤキが誕生。光月家断絶は免れました。逆に黒炭家は天下の大罪人として当主は切腹、御家も断絶、領土も地位も名誉も、全て剥奪されました。「黒炭」の名は貶められ、嘗ての大名一家は路頭に迷う日々。「お前の、その貧乏暮らしは、誰のせいだ!? 誰が悪い!!?」「生まれてきた………!! 光月スキヤキ………!!」ちょっと待て。それ完璧に逆恨みじゃん。欲に取りつかれて、天下に無用な乱を招いた張本人やんけ、お前の祖父さん。ドフラから見たローさん以上の逆恨みだぞ。普通なら斬首で晒し首なところ、切腹にして貰っただけマシだぞ(多分世継ぎ誕生の恩赦)。この後に当主になった康イエ様、さぞ苦労なさったんでしょうねえ……。
今まで海外に居たという婆さん、すっかりその気になったオロチに色々吹き込みます。駄目押しに自分の力を見せつけます。オロチの目の前で、婆さんの顔かたちが次々と切り替わります。「”マネマネの実”という果実の能力さ。お前がわしのいう事を聞くならば…、”力”を与えよう。将軍になる為の力を!!」と、出したのは新しいデザインの悪魔の実。模様がぐるぐるではなく鱗状です。やっぱり、○○種になるとデザインも違うんでしょうか。そして、金を貯めて武器を作れと命じます。「ワノ国の職人達の技術は高い…。そいつをエサにすれば、”巨大な後ろ盾”を得られる!!」まとめサイトで知ったんですけど、この婆さん、シキの顔を持っているんですね。シキは元ロックス海賊団だから、その顔のデータを持っているこの婆さんも当然元海賊。よくぞまあ入国できたと思いますが、ロックスでしごかれただけはあるってことでしょうか。そして、「巨大な後ろ盾」って、もう、カイドウですよね。ロックスの解散後、この婆さんはカイドウの元に身を寄せて、拠点とするべく、ワノ国乗っ取りを企んだ。婆さんの言った通り、現在のオロチは怖い物なし。
物は言い様とは言え、なる程、オロチは傀儡とするにはうってつけ。黒炭家の遍歴もあるから、現代ワノ国における光月家ネガティブキャンペーンもスムーズにいった訳です。だからこそ、スキヤキ誕生後のいざこざを知るヒョウじい世代はオロチ反逆の中心になる。
かくて操り人形と化したオロチ、まずは康イエ様の元へ転がり込みます。金庫の金と一緒に消えた後は、おでん様の元へ走ります。オロチ、金のありそうな所を渡り歩いてたんですね。九里に金はなかったですけど、気っぷのいいおでん様は言われるがままに渡していました。それが続いたある日、花の都。おでん様がオロチだけを連れて登城。「こいつを城に置いてやって欲しい!! よく働くし薬も作れる。おれの弟分なんだ」勿論、そのおでん様はあの婆さん。どこかのタイミングでオロチと入れ替わり、おでん様の顔を手に入れた様に、スキヤキ様の顔をゲット。オロチに後事を託したスキヤキ様は、婆さんの化けた姿でした。多分、本物の将軍はかなり早い段階で毒殺されていますね。おでん様が見舞いに来た時のスキヤキ様も、多分この婆さんでしょう。でないと、オロチの件でボロが出るから。語り合うシーンで、オロチが妙にこそこそしてた理由がわかりました。
スキヤキの死去と、それに伴うワノ国中に広がる暗雲も知らず、おでん様には第二子・日和が誕生。人生を謳歌しまくってます。ある島の近くを通りがかった白ひげ海賊団。何やら魚達が大騒ぎ。着岸してみると、猛獣達も森から逃げ出してきました。「何がいるんだ!? この島に!!」いたのはバギー、クロッカス、レイリー、ロジャー、シャンクス……ロジャー海賊団、ついに登場です。イケメンっぽいのもいるし、魚人もいます。ついさっき海軍の船を沈めたばかりですが、「いっちょやるか。生きててこその”殺し合い”!!!」ロジャー、想像以上に武闘派だった。そして想像以上に普通サイズの人間だった。まあ、処刑台が普通サイズでしたけど、このガタイであの巨大人間達と渡り合ってたのかと思うと、人は見た目ではないです。あとこの海賊団、思ったより強面が多い。白ひげ海賊団はアットホームだけど、普通に来て欲しくない。バギーとシャンクスの可愛さが染み渡るようです。クロッカスさんがいるってことは、所謂”最後の航海”ですね。いよいよおでん様の将来が動く日が近づいてきました。
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