2020/08/11 (Tue) WJ感想

土曜に買ってきた本誌、早売りだったのか。地元にそんなコンビニがあるなんて聞いた事なかったけど。店員さんのミス？　まあいいか。

アクタージュ、本当にショックでした。年齢に拘わらず強制はいかんけど、問答無用にアウトですね。最近感想を書いてませんでしたが、文化系少年漫画としてずっと読んでました。黒山さんの映画ができるまで見たかった……。

では本題です。

約ネバ特別イラ。お爺さん……！　本誌で見られて良かったあ！（泣）
呪術。そういやこの人、恵狙い（語弊なし）だったね。
ミタマ。まさかタイパラより先とは……。
ヒロアカ。炭治郎も、鬼には同情しても言い分には耳を貸さなかったな。
鎖男。それ、元気になってない……。
あやトラ。王道って素晴らしい。
ぼく勉。人体を縫合……想像しただけであかん……（顔面蒼白）。

ワンピ。描き下ろし。３２５……ああ、サニー号。なるほど。
表紙。なにげに親分の着物が可愛い。シロクマて！
本編。まずタイトルは忠臣蔵が念頭ですね。忠臣錦の眼光に、２０年前のおでんを思い出すカイドウ。この辺の感想は辛かった。サボってましたけどね……。赤鞘の魂に呼応する様に、おでんから受けた古傷が痛み出す。正直、赤鞘も流桜が使えてもおかしくない。おそらく２０年ぶりの痛みに、悲鳴を上げて落ちるカイドウ。自重でそのまま地下へ。ビッグ・マムも何事かと驚きますが、「カイドウは死んだのか！？」あっさり死ぬとも思えませんが、喧嘩したばかりでもよほど昔のイメージが強いのか、あるいは同盟話が潰れる事を案じてか。ワノ国連中はためらわず乗り換えるでしょうが、百獣海賊団がなあ。大看板はホーミーズにするには惜しい能力だし。
ここで変装解除して、素早くその穴を取り囲む侍達。ヒョウ五郎親分かっこいい。ヤマトとルフィも駆けつけます。それを阻むのが、さっきぶっ飛ばされたうるちゃん。モーニングスターを持ってきて、ヤマトに殴りかかります。金棒ｖｓモーニングスターとは、ゲームでも見ない取り合わせ。何のつもりかと問い質され、「僕がいよいよ“光月おでん”になる日が来たんだ！！」「意味わかんない！！　お前バカなの！！？」読者も割と分からない……まあ、打倒カイドウ＆ワノ国開国って事で。ヤマトに気づいたモブが現状を報告しますが「僕はもう、キミ達の味方じゃないし！！　父は死んで構わない」とバッサリ。百獣海賊団って、モブの小物感が果てしないんだよなあ。ビッグ・マム海賊団は有能な子供達が重役やってるせいで、盤石な感じがあった。まあ、フランペの取り巻き共はクズ揃いでしたけど。
「誰も信じなかったオロチの妄想が…つながって来た………！！」今頃オロチがめっちゃビビリながらも浮かれてるんでしょうが、邪魔だから本当あの時死んでて良かった。PHとDRの事もしっかり報告されてたんですね。カイドウに至っちゃ、オロチが直接カン十郎の手紙を見せてるのに。海賊と手を組んでまで戦力を集めた事を、カイドウは素直に賞賛します。根はわりかし真面目だよね、本当に。「だが、海賊は裏切るぞ。負けるとわかりゃ、お前らを見捨てて逃げる。“麦わらのルフィ”は一度、その鼻っ柱をへし折ってあるからな！！」ロビンも言っていた通り、それが海賊の同盟。それでキッドは拗れてしまった。四皇同盟だって、世界を取ったら殺し合うって話だし。ハト麦同盟は結婚だから次元が違うし。対して、錦えもんがきっぱり言います。「それは彼への侮辱でござる！！　ルフィ殿はお前らとは違う！！　彼はいつか、この海の頂点に立つ男！！！　拙者達が全員死のうが、彼がいる！！！　『ワノ国』に必ず“夜明け”は来る！！　それが主君との約束ゆえ！！！」彼はいつか～の下りがどこかで聞いた様な…と思ってましたが、生前、康イエ様がおでん様を評して錦えもん達に言った事でした。主君の息子を認めてくれた上に、今までその強さと心根を見せつけられていますからね。間違いなく”D"と関わるおでん様と似たものを感じていてもおかしくない。一部で錦えもん仲間入りって言われてますけど、それをやったら不忠だろう。モモの助を守り立てていく使命が残ってるし、お鶴さんもいるし（今までの展開からして、死んだとは思えない）。普通に考えて、エースと一緒に出て行きたがってたヤマトじゃないか。それはさておき、吐く程海賊を嫌っていた錦にここまで言わせたルフィ、今まで以上に負けられない。
ルフィを見つけたビッグ・マム。それに乗じてナミとキャロットも電撃で脱出。ゼウスはどうなるんだろう。「麦わら！！　お前は何故ここへ来た！！？　カイドウを倒しになんて、面白れぇ事言わねぇよなぁ！！」「ああ…。そうじゃねぇ！！　カイドウも、お前も、幹部も、オロチも、部下も！！　お前ら全員ぶっ飛ばしに来たんだ！！！　“全面戦争”だ！！！」あー、凄いすっきりした。となると、盛りだくさんな感じが凄いけど、尾田っちは本当にここで四皇の内二人を片付けるのか。DR編やWCI編が長すぎたからなあ。ローさんの過去話は、展開上どうしても外せなかったし。サンジの過去も、謎をそのままほったらかしにしない尾田っちの姿勢が現れてて良かったけど。もし「生まれが北の海で育ちは東の海」と言う疑問が放置されてたら、カン十郎の事もあったので裏切り者扱いだった。
ここで侵入者の報が、続々とクイーンの元へ入ります。え、宴会部長が警備主任だったの？　キングかと思ってた。働き者だなあ、クイーン。攻撃もサポートも出来る有能な旦那、ローさんの存在も知られます。ゾロも花の都の侍達が見つけてくれました。ありがとうございますこんな時にお手数おかけします。更に、マルコとペロスペローも到着。でもこの長男、追われてるか逃げてるかの、どっちかじゃないか。まあ混乱してくれるなら有り難い。
ルフィの宣戦布告に、カイドウ「聞こえたぞ“麦わら”！！　やってみろ！！」と竜に変身して、赤鞘を引き連れドーム上へ。まずは２０年のしがらみからですか。順当だけど真面目だなあ。読む側としても、戦局が混乱しなくて助かります。「ルフィ殿！！！　かたじけない！！！」「錦えもん！！　後で追う！！」うーん、この信頼度。しのぶちゃん、モモを頼む。
外はすっかり雲が晴れていました。「雪は“風花”。“満月”が、よう見えゆうぜよ！！！」屋上ではミンク族の全員が待機していました。時の運までついた訳ですが、ちょっと待て。全員スーロン化したらこの岩、耐えられるのか。

では今週は以上です。